gt0034 多賀の小料理店「味春」での3回目のライブ(July 11, 2005)
多賀の小料理店「味春(みはる)」で6/11(土)の2回目のライブに続いて、7/9(土)に3回目のライブを行いました。
3回目ですから、機材の準備も大体決まってきました。ギターは勿論エレクトリックフラメンコギター、アントニオ・サンチェス、アンプはアコースティックギター用の定番AER BINGO-Ⅱです。ギターのピックアップ出力をワイヤレス・システムとアコースティックギタープロセッサBOSS AD-5を介してAER BINGO-Ⅱの1チャンネル目に、ギターの生音をコンデンサマイクで拾って2チャンネル目に入力します。
何だかロックコンサートのようですね。生ギターでもそれなりの音を出すのはある程度の機材が必要ということでしょうか。
おしゃべりマイク用に3チャンネルのアンプTEC-4080HAを使用します。このアンプは1回目のライブではメインとして使用しました。実は18:00頃「味春」に着いたとき、このTEC-4080HAを忘れたことに気がつきました。他の機材を下ろしてから慌てて家に戻って持ってきましたが、まだ18:30前です。近いというのは本当に便利ですね。
ギターの生音用のコンデンサマイクは不用かなという感じがあります。おしゃべり用マイクをAER BINGO-Ⅱの2チャンネル目に接続すれば、かなり重いTEC-4080HAは使わなくても良く、マイクスタンドも不用なのでかなり身軽になります。今週末9/16(土)の「風華」でのライブの按配によって決めようと思います。
アコースティックギタープロセッサBOSS AD-5もできれば使いたくないのですが、まだ決断できません。それができればギターとアンプだけの理想的なスタイルです。
最初のステージはいつものようにフラメンコから始まりです。3曲ほど演奏したあとの「さくらさくら」は琴の音色とフラメンコ調のスタイルが絶妙のアレンジで、とても気持ちよく演奏できます。
Y.Y.さんというプロのカメラマンの方が1回目から来ていて、素晴らしい写真を撮ってくれています。この日は特別にスペイン関係の写真を沢山持ってきて飾ってありました。素晴らしいスペインの写真に囲まれ、クラシックの曲なのですが、雰囲気で「アルハンブラの想い出」を演奏しました。次回はアルハンブラ宮殿の内部から写した写真を持ってくるとのことです。
そろそろポピュラーものに変えようかなと考えていた頃、HBBF(ひたちビッグバンド・フェスティバル)の司会をされているH.W.さんが見えられました。去年のHBBFの後にH.W.さんに連れられて来たのが「味春」との始まりです。「味春」でのライブのポスターを書いてもらっています。H.W.さんは私のフラメンコを聞いたことがないので、最初のステージはフラメンコで通しました。
1ステージ目が終わったとき、前回に続いて80才過ぎくらいのおじいさんが入って来られました。前回は最初からおられたのですが、最初のステージの半ばに「古賀メロディー・・・」という声がかかり、フラメンコだけの筈のステージが途中からなつメロに変わってしまいました。
このあたりの企業グループか何かの会長さんだということです。この間は1回目だけで帰ってしまったので、2回目のステージを聞きたくて来たと言っていました。
ヘネシーを注文して、この日はだまって聞いていたのですが、終わってから「ろくでなし」などはやるのかと聞かれましたので、見かけよりはかなり進んだ裕福な遊び人かなという感じを受けました。
2ステージ目はスクリーンミュージックです。お客さんは年配の方ばかりなので、古いスクリーンミュージックにはノスタルジアを感じるようですね。七夕の2日後だったので、星にちなんだ曲ということで「スターダスト」「星に願いを」なども入れます。
演歌を1曲もやっていなかったので、終わりに美空ひばりの「悲しい酒」をやるとアンコールがかかり、「ひばりの佐渡情話」です。情感をたっぷり込めて弾いたので、かなり感じて貰えたようで、これが一番良かったという人が居ました。やはり日本人は演歌ですか。
演歌を続けるときりがないのですが、時間が来てしまったので、最後にいつもの「ラ・クンパルシータ」です。カウンターのお客さんがダンスを始めます。
何とかお客さんに喜んでもらって、無事に終わりです。「ろくでなし」の会長も握手をして帰っていかれました。
8月はお休みして、次回は9/17(土)に決めました。
家に帰ってから「ろくでなし」の楽譜を見つけました。メロとコードだけですが、何とか適当に弾けそうです。会長の喜ぶ顔が見えそうです。
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