gt0015 ついに入手エレクトリックフラメンコギター(May 7, 2005)
念願のフラメンコギターを手に入れたことは前に書きました(インターネットオークション その2)。とても素晴らしい音色なのですが、音を大きくするためには外部マイクで音を拾うしかなく、マイクの準備が大変です。そこで大きな音が必要な場合は、音色を犠牲にしてピックアップマイク付のクラシックギターを使用してきました。
エレクトリックフラメンコギターは市販されているのですが、ハウリングを抑えるために通常は薄めのボディで、生でも弾きたい私の希望には合いません。すでに入手済みのフラメンコギターの内部にピエゾマイクを仕込むことはできるのですが、手元でボリューム調整ができないので不自由しそうです。
Yahoo!のオークションを見ていたところ、出てきました!!ボディの厚さが普通サイズのフラメンコギターで、内部にピエゾピックアップとコンデンサマイクが仕掛けられた本格的なエレクトリックフラメンコギターです。オークション出品者は購入後3時間くらい弾いただけということで、ほとんど新品です。
スペインのアントニオ・サンチェスというメーカの定価21万円のもので、出品者が設定した初期価格は10万円です。良いフラメンコギターは通常100万円以上するのですが、私としてはそんなものを持つ気はなく、この程度のもので十分です。絶対に欲しいと思いました。しかし、フラメンコギターを弾ける人がそんなに居ると思えないのに、フラメンコと名が付くと通常は値段がどんどんつり上がっていきます。これも15万円くらいは行くかなと予想しました。
幸いだったのは、出品されていたのがクラシックギターのジャンルではなく、エレキギターのジャンルで、しかもタイトルが「新品同様 アントニオサンチェス 3028」だったことです。関係するジャンルのみしか見ない人には絶対に見つかりません。結局競争相手がおらず、初期価格の10万円で落札することができました。
最初に入手したフラメンコギターは、弦を変えていくうちに良い音が出始めたのですが、このギターは最初からフラメンコらしい音が出ました。しかもピエゾピックアップの出力とコンデンサマイクの出力とを自由にブレンドできる優れもので、大満足です。
楽器も周辺装置も良いものが揃ってきたのですが、最後はやっぱり腕かなと、最初にもどる次第です。何でも同じですね。
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