gt0008 インターネットオークション その3(December 2, 2004)
去年2003年7月の長女の結婚式の余興として演奏したギターソロがすごく評判が良くて、北海道に居る新郎の親族が是非録音して送って欲しいということです。さて、練習のつもりで録音してみるかと思い立ちましたが、録音機材がそろっていないことに気がつきました。かなり以前自宅でテープに録音した記憶はあるのですが、当時とはステレオ装置が変わっていて、同じマイクを使ってもきれいに録音できないのです。
パソコンに取り込めば色々と編集ができるということで、まず録音用のマイクを買おうと思い立ちました。インターネットで色々と探してみたところ、楽器用のコンデンサマイクとミニマイクスタンドのセットが販売されており、新品で1万5000円くらいのものを購入しました。マイクの価格は本当にピンからキリです。ダイナミックマイクは千円くらいでも入手できますが、コンデンサマイクでは1万円を少し超えるくらいのものは、ごく普通のようです。
試してみるとすごく良くて、生ギターがとても良い自然な音で録音できます。ところが、パソコンが旧式のためか、ときどき音がとぎれるようなことがあります。そこで、多重録音もできる装置ということで色々とインターネットで探してみた結果、デジタル・マルチトラック・レコーダに行きつきました。早速オークションをに目をこらし、ハードディスク付のもの(写真:ZOOM MRS-802CD)を約5万円で落札しました。色々な機能が付いていてなかなか使いこなせませんが、レコーディングの環境だけは整ってきました。まだまだCD作成には程遠い状況ですが・・・。
おじんハワイアンバンドの喫茶店や居酒屋での出番は、大体30分1ステージで、休憩をはさんで2ステージです。休憩時間に食事をとりますが、時間が少し余ります。そこで私の出番です。最初はオークションで落札したばかりのフラメンコギターを持参しました。生では少し音量が足りませんので、自宅録音用に購入したマイクをギターアンプに接続して音を大きくします。
すごく良い調子です。ところが、一般にバンドのスペースというのはごく狭いもので、楽器やアンプなどの機材を置くのがやっとです。マイクとマイクスタンドを準備するのも結構大変です。
そこで2回目は、オークションを始めたころに落札したピックアップマイク付きのクラシックギターを使ってみることにしました。マイクとマイクスタンドを準備しなくても良く、ギターアンプにつないだジャズギターのコードをつなぎ変えるだけなのでかなり楽です。音もまずまずなので、以降はずっとこのスタイルにしています。
ところが欲は出るもので、このセットだとマイクが使えないので、しゃべりを入れられません。私の使っているギターアンプは入力がHighとLowの2個あるのですが、片一方にマイクを接続すると、ギターをつないだ方の出力が下がってしまいます。またアンプのボリュームを絞って、コードをつなぎ変えるのも面倒です。そこで、ジャズギターとマイク付クラシックギターとマイクを同時に接続できるアンプが次のターゲットになりました。
色々と探しましたが、定格出力80Wで、3チャンネルの独立な入力ができるアンプに行き当たりました。各入力チャンネルは、マイクまたは他の機器から入力できる2個の入力端子とボリューム調整、およびエコー調整などのつまみなどが独立して備えられています。3チャンネル入力の他に外部ステレオ入力端子、マスターボリュームおよびトーン調整つまみがあり、更に外部スピーカなどに接続できる出力端子もあります。
機能としては十分です。4チャンネル入力のものもありましたが、重量が16kgと手ごろなことが決めてで、3チャンネル入力のものにしました。4チャンネル入力のものは21kgで、持てないことはありませんが、今後のこと、家内も使うであろうことを考えて選択から外しました。
これで一人でライブができる環境が整いました。
肝心の腕前は?
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