gt0012 アコースティックギタープロセッサ(December 28, 2004)
ピックアップマイク付のガットギターは2つ持っています。一つ目はインターネットオークションを始めた頃に落札した、普通のクラシックギターにピックアップマイクが付いているもの、二つ目はやはりインターネットオークションで落札した、ボディの肩の部分が凹んだカッタウェイタイプのものです。後者は以前から欲しいと思っていたタイプです。
バンドではGibsonのジャズギターを使っていますが、ボサノバなどではガットギターも良いかなと考えて、アドリブ練習会でカッタウェイタイプのガットギターを弾いてみましたが、どうも良い音が出ません。
ピアノのT.Nさんが言うには、アコースティックギタープロセッサというものがあり、プロは皆これで音を作っているとのことです。演歌のクラシックギターもしかりだそうです。今まで聞いたこともなかったので、インターネットで調べてみました。そうすると、ありました、アコースティックギタープロセッサ。
外部マイクで音を拾うのがアコースティックギターの音を最も忠実に表現できるのですが、バンドの中ではそうもいかず、やむなくピックアップマイク付のギターを使います。そうすると、マイクを使ったときのような自然な音にはならないので、ギターのボディの鳴りやマイクを使ったときの空気の音などを再現するために、アコースティックギタープロセッサが使われるようです。基本的な機能のほかに、周波数帯域毎に音の大小をコントロールする機能や、ハウリングを防止する機能など色々なものが付いています。
そこで、またインターネットオークション探しです。何種類か見つけ迷いましたが、結局BOSS AD-5 アコースティックギタープロセッサを落札しました。寸法が小さいことと、それぞれのツマミを回すことで全ての機能のコントロールができ分かりやすいことが決めてでした。YAMAHAでもっと良いのがあったのですが、ギターアンプの上の載せるには寸法が大き過ぎます。ZOOM 504ⅡACOUSTICは安くて小さくて、これにしようかと迷ったのですが、各機能の調整がディジタル式で予めセットしておく必要があり、使い難いと思い止めました。
カッタウェイタイプのガットギターではなく、最初に購入したクラシックギタータイプのギターで本番で使用してみました。まだ音作りが良くできていませんが、音のバランスが良くなったような気がします。やはり、生で音が良いギターが、アンプを通しても良い音がでるようです。カッタウェイタイプのガットギターは、今度弦を変えてみようと思っています。それでもダメなら、いよいよインターネットオークションに出品ですね。
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