gt0029 多賀の小料理店での2回目のライブ(June 14, 2005)
6/11(土)多賀の小料理店「味春(みはる)」で2回目のソロギターライブを行いました。
19:00~19:40、20:00~20:40の2回ステージです。
前回は3chのTECアンプを使ってギターのピックアップマイクとおしゃべり用のマイクを使用したのですが、自分用のモニターがなかったので必要以上に大きな音になっていたようです。
そこで今回は入手したばかりのアコースティックギター用アンプAER bingoⅡを使用することにしました。壁面に備え付けの座席に乗せると、弾き語り用椅子に座ったときに丁度斜め後ろになり、スピーカーから出る音を直接聞くことができます。
AER bingoⅡは独立2チャンネルなので、チャンネル1にギター内蔵のピックアップマイクの出力を入力し、チャンネル2には新しく準備したマイクスタンドの外部コンデンサマイクの出力を入力することにしました。ギター内蔵のピックアップマイクの出力と外部マイクの出力とを適当にブレンドすることによって、かなり良い音づくりができる筈です。
ギターのピックアップ出力はワイヤレスシステムでアンプ上の受信機に飛ばし、受信機の出力は隣に置いたアコースティックギタープロセッサBOSS AD-5を介してAER bingoⅡのチャンネル1に接続しました。
音出しをしてみましたが、チャンネル2に接続した外部マイクの方はハウリングのためにあまり出力を大きくできません。この点はまだ工夫が必要のようです。
おしゃべり用マイクは3chのTECアンプの方に接続しました。こちらはかなりボリュームを上げてもハウリングしないようです。
最後に念の為に持っていったモニター用サイコロアンプYAMAHA AA5をAER bingoⅡのラインアウトに接続して完成です。インターネットで購入した機材を総動員です。やれやれ。
1ステージ目はいつものようにフラメンコから入りました。3曲ほど演奏したところで、80才過ぎと思われる常連さんのお父さんとかいう方から、「影を慕いて」のリクエストが入りました。
おっとっと、フラメンコからいきなり古賀メロディーではあまりにも落差がありすぎます。そこでつなぎに日本の曲を2曲ほど演奏したあと、「影を慕いて」です。ジャズが好きだと言っていたお客さんも、こういうのも良いと拍手です。それならと他のジャンルのリクエストが無いのを確かめて、1ステージ目の残りは古賀メロディー、淡屋のり子などのなつメロオンパレードです。
1ステージが終わって少し休憩した頃、そのお父さんは「もう寝る時間だから・・・」と握手して帰って行かれました。古賀メロディーを2ステージ目でなく、1ステージ目にやって良かったですね。
ワイヤレスシステムの威力で、2ステージ目の最初はお客さんの間を回りながら、譜面を見なくても弾ける唯一の曲「マラゲーニヤ」です。立って入り口そばで演奏しているとき、ちょうど3~4人連れの若いお客さんが入ってきました。表のギターライブの看板を見たようです。
お客さんは常連の皆さんでほぼ満席状態です。おかみさんもお断りし、残念そうに帰っていきました。
2ステージ目はスクリーンミュージック、ボサノバ、軽いジャズ系などを演奏しましたが、やっぱり知っている曲が受けも良いようです。
意地悪したいというお客さんが居て、何やら聞いたことが無い曲名を言ってきます。できない曲以外は全部できますといってあるので、対応は簡単です。「はい、できません!」
「アランフェス協奏曲」のリエストがありました。譜面は持っているのですが、まだ弾けるレベルではありません。間の取り方が非常に難しく、いずれはものにしたいと思っています。
ともあれ無事に終了し、次は7月9日(土)ということになりました。
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