gt0211 ガットギターソロ用器材の紹介(November 16, 2010)
ガットギターでのソロの場合、小さい飲み屋さんで静かに演奏するならともかく、広い会場だったり、多人数のおしゃべりの中での演奏では、それなりの器材が必要です。マイクでギターの生音を拾うのが一番良いのでしょうが、音響システムを持ち歩くのは現実的ではありません。
私が使っているライブ用の器材を紹介します。全てネットで購入したもので、それほど高価な器材ではありませんが、どれもとても気に入っています。
ギター → ワイヤレス・システム → アコースティック・ギター・プロセッサ → ギターアンプ が標準構成です。
1.ギター:エレクトリック・フラメンコギター「アントニオ・サンチェス3028」。
2.ワイヤレス・システム:ワイヤレス・システムSAMSON AP1-AG1/B14。小型の発信機(AG1)のプラグをギターのピックアップマイク出力ジャックに差込みます。受信機(AP1)はACアダプターとバッテリーのどちらでも使えます。特に必要なシステムではないのですが、音やせなどの問題も無く、簡単に使用できるので気に入っています。歌って踊るギタリストには必携かも。私には無縁ですが(微笑)・・・。
3.ギター・プロセッサ:アコースティック・ギター・プロセッサ「BOSS AD-5」。エレアコ・ギター用プリアンプ、エフェクト、ダイレクト・ボックスなどの多彩な機能がワン・ボックスに凝縮した優れもので、ガットギターを弾くときの必需品です。マイクレベルのキャノン出力端子も備えており、からおけシステムのマイク入力端子に接続すれば、アンプなしで素晴らしい音が出せます。上級機種よりも人気がありますが、残念ながら発売終了になっています。ACアダプターなど小物は意外にかさ張るので、ワイヤレス・システムとともに適度な大きさのエフェクター・ボックスに収納しています。
4.ギターアンプ:アコースティック・ギター用アンプ「AER BINGO-Ⅱ」。ドイツのメーカーで、現在はAER COMPACT60 Ⅱという名称になっているようです。ギター用とマイク用の2チャンネルの入力端子があり、小さくて軽いし、マイクスタンドに取付でき、ライブにはもってこいのアンプです。音はとてもナチュラルで、ボーカル用やジャズギター用としても定評があります。大きなホールの演奏でなければ、バンドでジャズギターを弾く場合もこのアンプを使用しています。このあいだ、ウッドベースがこのアンプを使っていたので、びっくりしました。正に万能アンプですね。
5.その他:
(1)チューナー:クロマティックチューナー「SEIKO STX1」。クリップ式でギターヘッド部に常時付けておけるので超便利です。
(2)ギターストラップ:ボディの底のエンド・ピンと、ネックの糸巻き部に付ける普通の肩掛けストラップを使っています。まだ使ったことはありませんが、エンドピンがないクラシックギター用にルシェール製肩掛けストラップが便利そうです。
(3)椅子:弾き語り用椅子「KT-5302」 。足置きのバーが付いていて、とても便利なのでしばらくは愛用していました。しかし荷物になるし・・・。最近は立って演奏することが多く、運搬しなくても良くなりました。ギターの肩掛けストラップを使用しているので、座る場合でもどんな椅子でも良くなりました。
(4)足台:見映えが良い木製の足台をネットで入手したのですが、使ったことありません。
(5)弦:もっぱらフラメンコ・ギター用「ルシェール赤」を使用しています。
(6)曲集:「歌謡曲の全て」。歌の伴奏をするときの必需品です。
(7)指攣り対策:漢方の特効薬「ツムラ 68 芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)」。攣る15分前(そんなの分かるかい!!)に飲むと指攣り防止できるそうです。一応常備しています。
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