gt0021 ギターチューナー(May 23, 2005)
ギターをやる人にとってギターチューナーは必需品です。ピックアップマイクがついたジャズギター用には何十年も前に入手したKORGの初期の製品をずっと使っていました。シンプルで使い易いのですが、もう骨董品の部類で少し大きめだし、ストラップ取付け部が壊れていたりしています。
ピックアップマイクがついていないクラシックギターは音叉で合わせます。音叉の基準音はA=440Hzなのですが、最近のバンドでは少し高めのA=441HzまたはA=442Hzで合わせることがほとんどです。Y.K.さんのバイオリンとのデュオではA=442Hzで合わせます。
そこで検出部がクリップ式になっているチューナーをインターネットオークションで入手しました。クリップ部をギターのヘッドにはさんで、そこから出ているコードをメーター表示部に差し込むというものです。ピックアップマイクがついていないクラシックギターにも使えるので便利です。基準音も自由に設定できます。ただし液晶表示部の応答が遅く、少ししっくりしない点はあるのですが、クラシックギター用としてはこんなものかと一応納得です。
ジャズギター用にはやっぱりアナログメータ式でないとということで、続けてインターネットオークションで\500くらいの古いチューナを入手しました。古いといっても、最初に持っていたものよりははるかに新しい年代で、高機能です。
しかし、最初のものに比べてどう合わせにくい感じです。インターネットで色々と調べたところ、針式クロマティック・チューナー BOSS TU-12が最も人気が高く、ギターチューナーの定番であることが分りました。少し高いのですが何とか入手し、ジャズギター用として使っています。
今年2005年4月17日のHBBF(ひたちビッグバンド・フェスティバル) で、あるバンドのギタリストのギターのヘッドに変なものが付いているのを見つけました。そのギタリストはアンプに接続するコード不用のワイヤレス・システムも使っていたのですが、どうもそれ用ではないようです。
インターネットオークションで見たことがある、表示部付きのクリップ式チューナーでした。実際に見てみるとかなり便利そうです。ギターヘッド部に挟んでおくだけで、本番中でもちょっとの時間にチューニングすることができます。
クリップ式クロマティックチューナーSEIKO STX1であることを確認し、早速インターネットオークションで入手し、既に何度か本番で使いましたが、想像以上に便利です。控え室でケースから楽器を取り出して本番を待つ間、時々チューニングするために今まではコード付きのチューナを持ち歩かなければなりませんでした。
これだとギターヘッドにはさんでおくだけなので、舞台袖で出番を待っている間でも簡単にチューニングすることができます。
更に威力を発揮するのが最近良くやっているギターソロのときです。ギターの6本の弦は、通常高い1弦の方からE,B,G,D,A,Eの調弦をするのですが、低い6弦のEの音をDに下げたアレンジの譜面が良くあります。そのような曲を演奏しようとすると、弦を緩めたり戻したり手間がかかるのですが、ギターヘッドにこのチューナーがつけてあると、即座に調弦することができます。
ギターヘッドに挟んだままで演奏もでき、ケースにもしまえるので良いことづくめです。
今年5月5日の茨城ハワイアンクラブのコンサートでも使用しましたが、最近おじんハワイアンバンドのメンバーからウクレレ用として代理入手を頼まれ、現在2個追加注文中です。
最後は良いものを少し安値で手に入れるのですが、いつものようにそれまでに安物を幾つも購入しているので結局はかなり高上がりになり、がらくたも増えてしまいます。
そのうちにたまっているがらくたをインターネットオークションに出品しなければと考えている今日この頃です。
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