gt0120 ガットギターの弦(November 17, 2007)
ジャズギターの弦はダダリオのゲージ012のフラットワウンド弦に落ち着いています。
ガットギターというか、ナイロン弦のクラシックギターの弦は本当に色々とありますね。ギターとの相性や弾く人の好みもあるため、一概にどの弦が良いとは言えません。私は、オーソドックスにオーガスチンを使うことが多いです。
私の最近のガットギターのメインはフラメンコギターで、いずれもネットオークションで手にいれたアントニオ・サンチェス3028とARIA AC150Fです。ソロギターライブではアンプを通す必要上、アントニオ・サンチェス3028を使用しています。バックアップとしてARIA AC150Fにもボディ内部にマイクを仕込んでありますが、まだ使ったことはありません。
弦はルシェールの赤(set20)を使っています。色々と試してはいないのですが、弦を交換してみて、何となく気に入っています。それほど音色を気にするほどの腕ではないし。
ナイロン弦は新しいほど伸びるので、音がすぐ狂ってきて、音色も変わってきます。一ヶ月くらいが弦の替え時と言われています。音が安定してきたと思ったら、もう替え時なのですよ。勿体無いので私はもっと長く使っています。
以前は一年経っても弦が伸び続けて往生しましたが、弦張りのこつも分かってきたので、最近はそういうこともありません。
ジャズギターでは1弦と2弦がダメになるのに対し、ナイロン弦は4~6弦が音がへたってきます。4~6弦はナイロンの芯に金属線が巻かれているので、金属線の劣化が音に大きく影響するようです。
1~3弦は新品に交換しても大して音は変わりませんが、4~6弦を新品に交換したときの音の変化は劇的です。
ガットギターは1~3弦と4~6弦の種類を変えたり、特定の1本だけメーカを変えたりするのが普通らしく、幸いにばら弦がネットで購入できるので、4~6弦を多めに買っています。
弦による音の違いよりも、何をどのように弾けるかの方が大事なのですが・・・。
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