gt0065 日工同窓会でのアトラクション(June 4, 2006)
ピアノのnamaさんから小平会館のすぐそばの日工同窓会館でのバンド演奏を依頼されました。メンバーは、ピアノのnamaさんの他、ドラムスはWMOのeguさん、テナーサックスは同じくWMOのegu弟さん、ベースはyanaさんです。いずれもセミプロで色々なところで活動しており、アマチュアとしてはまず最高のメンバーです。
これにギターのkeiが加わります。女性ボーカルも入るということで、なかなか楽しい構成です。
当日6/2(金)小平会館に集合しました。まだメンバーが全員揃わないのですが、ボーカルの音合わせもそこそこに会場の日工同窓会館に向かいます。
宴会でのアトラクションかと思っていたら、講演会の後、懇親会の前の音楽鑑賞会という趣で、皆さん真面目に聞いてくれるようです。全員60才超のOBの方達で、ジャズをやって分かるのかと少し心配です。
狭い会場で、講演会の後そそくさと準備に入りました。ソロギターも1曲入れることになっているので、バンド用のジャズギターとソロ用のガットギターとを準備します。ガットギター演奏ではいつもアンプの前にアコースティックギター・プロセッサを入れるのですが、1曲だけでもあり、省略してアンプに直結です。
演奏曲は主としてスイングジャズで、間にソロギター1曲、盛り上がったところでボーカル2曲という構成です。THE HANDBOOK OF JAZZ STANDARDSという曲集1冊あれば大抵間に合います。この曲集はバンドマンの間では超定番のもので、ジャムセッションなどもこの曲集を元に行われることが多いようです。
最初の曲はSUGARです。yanaさんのベースがびんびんと響いてきます。いつも一緒にやっているeguさんのドラムスは正確なリズムで、私の頼りどころです。namaさんの控えめのピアノに乗ってegu弟さんのテナーサックスが自信たっぷりにソロをとります。テナーサックス、ギター、ピアノとソロを回し、テーマに戻ってエンディングです。大抵このパターンなのですが、曲によってはベースソロ、4バース等が入ります。
namaさんの司会で進みますが、3曲終わったところで、ガットギターソロです。アコースティックギター・プロセッサを入れていないせいか、少しボリュームを上げるとハウリングが起こります。本当は椅子に座りたいのですが、アンプに近づくとハウリングを起こすので、仕方なく立って演奏です。1曲なのでフラメンコのマラゲーニアです。弾き難くて仕方ないのですが、何とか無事に弾き終えます。
ボーカルはON THE SUNNY SIDE OF THE STREETと、FLY ME TO THE MOONの2曲です。やっぱり女性ボーカルが入ると映えますね。主催者の方から、女性を出して欲しいと依頼があったようです。ほとんどぶっつけ本番だったのですが、なかなか上手な方だと思いました。
最後は、namaさんによると髪の毛がない人も毛がよだつという、egu弟さんフィーチャーのDANNY BOYです。この曲は知らない人は居ないでしょう。正にテナーサックスの醍醐味が余すところなく伝わってきます。リズムにゆったりと乗る朗々とした演奏を聞いていると、伴奏することの幸せを感じます。
最近はあまりチャンスがないのですが、コンボもやっぱり良いなと思った一日でした。
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