gt0237 WMOコンサート with 仲野亜紀子(January 17, 2011)
私が所属しているジャズのビッグバンドWMOのコンサートが1月15日(日)に開催されました。今回のゲストはジャズボーカリストの仲野亜紀子さんです。会場は前回と同じくゆうゆう十王・Jホール(十王町)です。
700人収容のホールなのですが満員で立ち見が出たようで、定刻から少し遅れて開演。「Strike Up The Band」のベースの音と共に幕が上がりました。PA装置の音のバランスがとても良いですね。今回から若手が5人ほど加わり少し若返りましたが、全く違和感がありません。
gotouさんの司会で、「Moritat」「Estrellita」「Recard Bossa Nova」「Lil' Darlin'」「Take Five」と一気に進みました。恒例のWMOジャズ講座は、今回は「ハーモニー」です。「Autumun Leaves」「Lover, Come Back To Me」で第1部はあっという間に終わってしまいました。
第2部はいよいよ仲野亜紀子さんの登場です。まずはコンボと共に「Take The "A" Train」・・・上手ですね~。ギターのアドリブソロは気負わずに。続いて「Over The Rainbow」「Quizas, Quizas, Quizas」。ビックバンドの伴奏で「Lullaby Of Birdland」「Almost Like Being In Love」。仲野さんのボーカルはこれで終わりなのですが、アンコールの声に「Tennessee Waltz」をしっとりと。仲野さんの伴奏ができるのは幸せなことなのです。
メンバー紹介で私の番・・・、gotouさんが、「フラメンコや日本の曲など色々やりますが・・・やっぱりジャズをやっているときが一番輝いています・・・」客席から笑い声・・・、思わず頭に手をやってしまいました。
さてビッグバンドの演奏「The Shadow Of Your Smile」「Fly Me To The Moon」ますますのってきていますよ。
最後は「Big Swing Face」ですが、この曲には想い出があります。横浜での日本産業音楽祭に毎年参加していたのですが、1991年にこの曲を演奏したところ、審査員の本多俊夫さんから「今回が今までで一番良かったんじゃないですか、ソロイスト達のブルースコードのアドリブが素敵だし、何しろみんながのりまくっている。少しはあらもあったけれど、探すのをやめました。原さんどうですか・・・。」#&bのリーダ原信夫さんからは「うまいバンドはいくらでもあるけれど、こんなにスイングするアマチュアバンド、聴いたことないです。ピアニストもギタリストも本当に良いアドリブをしてましたし・・・、これがジャズの真髄です。」と大絶賛です。実は大きな舞台でアドリブソロをやったのはこのときが初めてでした。
最近はアドリブソロの出番があるときは、事前の準備は指のウオーミングアップだけで、本番はなりいきまかせの自然体で臨むようにしています。この日も楽しむことに集中したので、どんなアドリブソロだったのか自分では分かりません。ともあれ「Big Swing Face」は皆んなのりまくりましたね。今までの演奏で一番良かったと思います。
アンコールはお決まりの「Sing Sing Sing」です。
楽しかったですね~。帰りのお客さんの顔が輝いていました。
Jホールのボランティアスタッフの方達も本当に良く動いていただき、演奏に集中することができました。ありがとうございました。
(写真は友人のkojimaさんに提供していただきました。WMOのHPからも借用いたしました。ありがとうございました。)
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