gt0176 アレンジ譜からメロ譜へ(June 18, 2009)
ソロギターライブにはアレンジ譜が必要なのですが、極力簡単なアレンジの楽譜で自分なりの即興の味付けをして弾くようにしています。フラメンコ、ポピュラー、ジャズ、日本の歌、アニメ曲、演歌、懐メロなどなど・・・、少しづつレパートリーの曲数を増やしてきたのですが、140曲を超えてしまい、ついに事前のおさらいが間に合わない状況になってしまいました。ライブでの演奏曲は自然の流れにまかせたいと考え、いつも140曲超のアレンジ譜を持ち歩いているのです。アレンジを易しく変えたりしてはいるのですが、もうそろそろ限界ですね。
いよいよアレンジ譜を減らす時期になったようです。まずレパートリーに必須のお勧め「Selection」として40曲程を選定しました。一時間~二時間の長丁場でなければ、これだけでも十分ですね。さて、あとは残りの100曲ほどをいかに減らすかです。
幸いに、メロディーとコードだけのメロ譜でソロギターにも段々と慣れてきており、スタンダード・ジャズのメロ譜を既に20曲ほど作ってあります。そうだ、ちょっと弾きにくいアレンジの・・・「Wave」「The Days Of Wine And Roses」「Star Dust」「My One And Only Love」は、直ちにメロ譜と入れ替えです。アレンジ譜の音符をやっと弾くよりも、メロディーとコードだけの単純な楽譜を「思いのまま、感じるまま」弾く方が、曲としての仕上がりは恐らくはるかに良いはずです。
「Over The Rainbow」は、う~~ん、メロ譜でも良いのですが、アレンジ譜も捨てがたい・・・。
今まで一度もリクエストされたことがない曲は思い切って外すか、あるいはメロ譜で残すかにすれば、アレンジ譜はかなり削減できそうですね。
ピアノの場合は左手でコード、右手でメロディと弾き分けられるので、恐らくメロ譜でそれなりのソロ演奏は特別難しいテクニックではないと思います。ギターでもコンボなどバンドで演奏する場合はメロ譜を初見で、が当たり前なのですが、ソロとなるとなかなかそうはいきません。
ガットギターで、メロ譜を初見でそれなりのジャズ演奏は、恐らくギター演奏では最高難度ではと思います。
だから面白いのですね~。
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