gt0166 ギター演奏改造のその後(April 13, 2009)
ジャズギター右手の演奏法の改造を始めてから2週間後のライブはまずまずでした。さて一ヶ月半経過の現在はどうか・・・?
最初の2週間よりはトレーニングのペースは落ちていますが、半年から一年くらいかかるつもりでいるので、なかなか目に見えませんが、着実に進んでいると思っています。
WMOの曲で、コードのバッキングの間に単音を弾く部分があるのですが、先日の練習で初めてスムーズにバッキング→単音→バッキングと移行することができました。バッキングと単音とで弾き方を変えていたころには考えられなかったことです。低音弦の単音の部分は、意識的に手首のスナップを使うようにしています。
薄めのピックに代えてから、意外な発見をしました。ジャズギターの弦は鋼線なのですが、弦を交換したばかりのときはきらびやかな音が出ます。時間が経つにつれ、段々ぼけた音、別の言い方をすればまろやかな音になってきます。好みの問題ですが、特にジャズの演奏では、ある程度時間が経った音の方が好きだという方も多いと思います。私は新しい弦の音が好きですね。錆びる寸前になると、さすがにこもった音になって、交換するときがやってきます。
私が今まで使っていた厚めのピックはまろやかな感じの音が出るのですが、逆に言うと薄めのピックは少しはじけるような、新しい弦を弾いているような感じになります。ということは、弦が長持ちするということか!!
人間国宝級のジャズギタリストと言われた、あの鈴木康允さん(ぽんちゃん)が亡くなったそうですね。合掌・・・・。リーダーアルバムはたった1枚しか出ていないのですが、そのジャケットに入れてもらったサインが貴重品になりました。
以前友人を介して、鈴木ぽんちゃんが使っていたピックをいただきました。すべり止めにご自分で小さい穴を沢山開けています。そのピックが薄めなのですよ。私は他人に感化されやすい性格のようで、今までは厚いピックに固執していたのですが、演奏法改造中の初期段階のみと考えていた薄めのピックに鞍替えすることになりそうです。
終わり良ければ全て良しなのですが、さてどうなることか。
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