gt0165 SAWA coffeeで今年初のハワイアン・ジャズ・ライブ(March 9, 2009)
水戸の喫茶店SAWA cofeeでの今年初のハワイアン・ジャズ・ライブに声がかかりました。あれ、今回もウクレレのtamuraさんが居ませんね。以前から色々と言ってはいましたが、やっぱりスチールギターのiwaさんとは音楽的に合わず、見切りをつけたようです。
ウクレレは東京からの初めての方でした。音が大きいのにびっくりしました。90年前に製作されたウクレレだそうですよ。マイクを通さなくてもびんびん響いてきますね。ちょっと音が荒っぽいと感じたのは、このボリュームのせいだと思います。他のメンバーは、相変わらず入れ替わり立ち代わりです。
実は、この日のライブは楽しみにしていました。現在ジャズギター右手の演奏法を改造中で、改造を始めてから2週間ほどになるのです。半年から1年くらいかかると思っていますが、さてたった2週間の練習ですがその成果はどうか・・・。
最初はピックがピックアップマイクにぶつかったりしましたが、ひとまず感じが良いようですね。手首のスナップを使ったコードバッキングも少し慣れてきて、単音弾きも手の形はそのままです。
おや、良いですね!!アドリブソロの最中に、自然にコードバッキングが出てきますよ。右手の位置もギターのネックに近いので、今までよりも柔らかい良い音です。段々のってきて・・・はっと気が付くと力が入っています。特に左手です・・・さぁリラックスして・・・。右手は今までよりはずいぶん力が抜けていると感じます。のりのりでやっていると、何となくお客さんの視線を感じるような・・・。
気分良く演奏が終わって片付けていると、お客さんから「175ですか?」と声がかかりました。「いえ、125ですよ。ボディそのものは175と同じで・・・」GIBSON ES-175は昔からジャズギターの代名詞で、今でもビンテージものは高価で取引されています。
「良い音ですね~!」この方もギターをやっているのですね。確かに、この日は自分でも良い音が出ていると思いました。
ハワイアンバンドをやっている方は、年配の方が多いこともあり、高価な楽器を持っているのですよ。この日も一緒だったギターの方は、GIBSON L-5という素晴らしい楽器を弾いているのですが、ES-175も持っているそうです。へ~え!ただし、弾きこまないと良い音は出てこないと言ってましたが・・・・。そういえば、私のES-125Cは購入してからもう40年になります。
この日は何となく、良い音が出るかどうかは楽器のせいばかりではないな、と実感しています。恐らく、安物のギターでもそれなりのアンプを使って全身を脱力して気持ちを込めて弾けば、「良い音だな~」と感じるに違いありません。
方向は間違っていませんね!さあ~、まだまだこれからですよ。
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