gt0134 ピックの選定(May 13, 2008)
ガットギター(クラシックギター)にしろ、ジャズギターにしろ、右手の動きが非常に重要です。ピックを持った演奏では、厚めのピックでピックが弦に負ける感じで音を出さないように(?)弾くというのがこつだそうです。
ピックを持つ指先の力を抜くと、当然ながら演奏中にピックを落とし易くなりますね。そこで、滑り止めの付いたピックを探すことにしました。
色々とありますね。ピックはおむすび形(三角形)とティアドロップ形(涙のしずく形)の二種類があるのですが、どちらの形にも中央の円形部分に細かい凹凸を付けたり、やすりのようにざらざらした材質を貼り付けていたり、滑り止め加工してあるものがありますね。ロゴマークや文字が出張っていて、滑り止めの役目をしているものもありますよ。
色々と買って試してみることにしました。うん、確かに滑りにくいですよ。ぱらぱらと早いフレーズを・・・、あれ、時々引っ掛かりますよ。高音弦から低音弦にジャンプするときに、一瞬ピックが深く入ってしまい、ぎざぎざの部分が弦に触れてしまうのです。う~~ん。
今までずっと滑り止めが無いピックを使っていて、落としたことはほとんど無いし・・・、ピックを手に持って歩いているとき、滑り止めの付いているピックは指ざわりが悪く違和感があるし・・・。
改めて、滑り止めが付いてないものを幾つか買い求めてみました。うん、これだ!どれも感触が良いですね。
結局元に戻ってしまいました。
ところで、ピックは見かけは似ていても材質が違うのでしょうか、それぞれ音色が微妙に違いますね。こちらの方が澄んだ音がするとか、柔らかい音がするのはこっちの方だとか、引き比べてみると確かに音が違います。ただし、どのピックでも引き続けているとそのような差は気にならなくなります。
微妙な音色の違いで音楽の表現が変わるほど、繊細な演奏技術は持ち合わせていないということでしょう。
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