gt0045 サンピア日立でのソロギターライブ(November 2, 2005)
写真家の結城義幸さんの紹介で、11月1日(火)にサンピア日立でソロギターライブをやってきました。「着物展示会の昼食時」と聞いていたのですが、そうではなく、着物姿でのパーティということのようでした。どういう集まりかは分りませんが、多分着物教室とかのパーティーなのでしょう、年配のご婦人方が多い集まりでした。
実はこの日は会社があったのですが、結城さんからの話だし、たまには良いかと年休をとった次第です。
食事が終わって13時30分頃からと聞いていたので、12時30分にサンピアに着いたところ、結城さんがもう来ていました。会場にはステージが作ってあり、からおけやらやっています。アトラクションの一つとして、そのときだけ舞台に上がって演奏するようです。ということは、前もって会場での準備や音響効果等の下調べができないということです。
幹事の方に挨拶したところ、すぐ出番のようなので、あわてて会場の入り口で機材の準備です。ギターソロなのでギター1本のはずなのですが、アンプやらマイクやら椅子やら譜面台やら、一人用の機材が結構あります。
アコースティックギタープロセッサやワイヤレスシステムなどの小物は、エフェクター用ケースに一括して入れてあるので、この点では準備がかなり楽になりました。
幹事さんに促されて始まりで、最初はいつもの「マラゲーニア」です。30分位ということなので、演奏しながら次にどの曲をやるか考えます。結構ざわざわとしていて、音楽を聞くという感じではありません。準備したマイクよりも会場のマイクの方が良く聞こえるということで、おしゃべりは会場のマイクを使いましたが、舞台の上ではほとんど聞こえません。自分の声が聞こえないというのはやりにくいもので、会場の音響設備の配置には工夫が要るようですね。
フラメンコ、ジャズ、ポピュラー、演歌など2~3曲づつの演奏で時間が経っていきます。
何の曲をやっていたときか、急にアンプから音が出なくなりました。ギターのバッテリーか、ギター用無線システムの発信機のバッテリーかが原因なのですが、演奏途中でありどうしようもありません。1曲終わってアンプのボリュームなどをいじってみましたが、ダメのようです。時間があるときならバッテリーなど調べるのですが・・・。
仕方なく会場のマイクを使うことにしました。スタンド式なのでマイクの位置を低くできません。仕方なく立って、ギターを極力マイクに近づけます。首掛け式のストラップを使用しているとは言え、立つとすごく弾き難いのです。
そんなことよりも、問題は会場のマイクを通した音が自分には全く聞こえないことです。ギターの生音しか聞こえないので、果たして会場に聞こえているのか・・・、できるだけ大きな音を出すべく、つい指に力が入ります。演奏そのものが荒っぽくならざるを得ず、ミスの連続です。それでも何とか3曲を弾き終え、終わりました。
機材を外に運び出した後結城さんに聞いたところ、良く聞こえていたということです。会場の方では、からおけが始まりました。
アンプから音が出なくなった原因は、ギターに取り付けている無線発信機の電池切れでした。そう言えば、ギターに取り付けたときにスイッチがONのままになっていたのですが、ちゃんと音が出たのでそのまま使ってしまったのです。朝自宅で練習しているときからスイッチがONのままで、バッテリーが消耗していたのですね。
単4乾電池1本なので、毎回本番前に新しいのと取り替えるべきかも知れません。バッテリ1本といえども、音に関係するものは全て自己責任です。
演奏途中に弦が切れたり、音が出なくなったり、色々とありますね。今回のパーティー出演などは時間が限られた一発勝負なので、ソロ演奏活動をするからには、それなりの事前準備が必要と反省です。
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