gt0232 日立シビックセンターでのフラメンコライブを見る(November 28, 2011)
今年の夏、夢路でフラメンコギタリストのsuzukiさんに久しぶりにお会いしました。11月にフラメンコのライブを主催するとのことで、ポスターを持ってきていました。suzukiさんも出演するということで、入場券をsetsuの分と2枚購入しました。11/26(土)日立シビックセンターの多用途ホール(小ホール)です。今までチャンスがなく、実はフラメンコを生で見るのは初めてなのですよ。
さて当日、駐車場が心配なので塙山の自宅からJR多賀駅まで歩いて行きました。30分くらいなので程よい運動です。一駅先のJR日立駅で降りると、シビックセンターは目の前です。シビックセンター前の広場での中学生のブラスバンド演奏のそばを通り、会場に入ると・・・200名程の会場ですが、まだ早いのに良い席は埋まっていますよ。地元のフラメンコ教室関係の方達がかなり居るようですね。
バイレは踊り、カンテは歌ということは知っていましたが、バイラオール(男性)、バイラオーラ(女性)、カンタオール(男性)、カンタオーラ(女性)と呼ぶのは初めて知りました。ところでルンベーラって・・・?歌って踊る人のことだそうです。日本ではチャチャ手塚さん一人で、本場のスペインでも最近は数少なくなってきているそうです。バイレもカンテもギターも皆んな素晴らしいですね。さすがに日本のトッププロだと感心しました。
特に印象に残ったのは、若手のカンタオーラ矢野佳子さんです。歌の文句は全く分からないのですが、独特なハスキーアルトを聴いていると、スペインのムードにどんどん引き込まれていきます。これからの活躍が楽しみですね。
ギターの山崎まさしさんはさすがに指折りのプロですね。ドラムスのロールのようなラスゲアードや、高速パッセージなど、楽々と弾いています。出てくる音の派手な印象とは異なって、右手指の動きが意外に小さいのも私の想像通りでした。
フラメンコ(風)の曲のレパートリーは私も幾つか持っており、ライブでは良く演奏しますし、フラメンコ教室のHPの音源に使ってもらったりしています。ただし、バイレやカンテの伴奏ができなければフラメンコを演奏していることにはならないことは、私も十分に理解しています。
独特なリズムの訓練が必要で、あの手拍子ができなければ、バイレもカンテもギターもフラメンコにならないのです。
遅まきながら初のフラメンコライブに接することができ、suzukiさんに感謝です。また夢路でお会いできるでしょう。
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