gt0201♪ 別れのサンバ(July 3, 2010)
高校生の頃、テレビを見ていてぶったまげました。目が見えないのに・・・素晴らしいギター演奏・・・歌いながら・・・。歯切れ良く心地よいギターのリズム・・・、盲目の歌手長谷川きよしの「別れのサンバ」でした。それ以来そのリズムとメロディーが耳から離れず、今ではからおけの隠れ得意ナンバーになっています。
ギターで弾いてみたいな・・・実は、赤本にメロ譜が載っています。しかし、長谷川きよしのオリジナル曲を聞く機会もなく、イントロのコードが分からないままでした。
ちょっと思い出して、ネットで検索してみたところ、歌詞とコードだけのギター弾き語り用の楽譜(?)に、イントロのコードが載っているのを見つけました。やった!ちょっと違うような部分を適当に直せば使えそうです。E7-5、E7+5などの押さえ方を少し研究して、適当にサンバのようなリズムを入れながら弾いてみると、なかなか感じが出ていますよ。
ところで、ネットを検索していると、長谷川きよし本人がギターを弾きながら「別れのサンバ」を歌っている動画があったのです。比較的最近のものらしく、ギター伴奏は昔聞いたものとは全く違っています。私の記憶にあるものはメロディーの流れやコードの変化がもっと分かり易かったような気がするのですが・・・。最近のものはギターだけ聞くと何の曲か分からない感じです。
ふ~~ん。恐らくギター演奏の腕は素晴しかった以前から更に上がっており、より本物のサンバらしい演奏をしているものと解釈しました。
私は、私なりの「別れのサンバ」が演奏できれば良いと、妙に納得してしまいました。イントロから、まずはメロディー通りの演奏・・・1コーラス終わったところでアドリブソロを入れ、・・・またメロディーに戻って・・・。
ややや、何やら勝手に指が動いて・・・HP5(ハーモニック・マイナー・パーフェクト・フィフス・ビロー)のスケールが・・・自分でもびっくりしました・・・アドリブをしようと思ったわけでもないのに。どの部分だか分かるでしょうか?分かった方はかなりアドリブソロの研究をされていると思います。録音を聞いてみると、何やらさまになっていますよ。ミストーンなどはありますが、全体としてはほぼ私のイメージ通りの演奏になっていると思います。
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