gt0068 ジャズ喫茶ブラウニーにてライブ(July 2, 2006)
大みかの茨キリ大通りのジャズ喫茶ブラウニーでライブがあるのですが、狭い店でドラムスが入らないので、ベースとギターでリズムを担当ということで出演を依頼されました。
7月1日(土)午後3時30分に行きました。何と、ドラムスが居ます。やっぱりドラムスとベースがないと締まらないですね。
メンバーは、リーダーのテナーサックスUnnoさん、ピアノはWMOで一緒のNamaさん、ベースは先日の練習で初めて会ったNagaさん、ドラムスはこの日が初めてのKawahaさん、それと私ギターkeiのクインテットです。私は居なくても良かったかな。
狭いと聞いていたのですが、ドラムスを置くスペースもあり、まずまずです。リハーサルで一通り合わせます。ウッドベース、生のアップライトピアノがなかなか良い感じです。ドラムスとベースが居るとギターは余計なリズムを入れる必要はなく、流れに乗れば良いだけです。
席が全部埋まりました。7時になったのでライブ始まりです。最初はピアノトリオで、Namaさん得意のSatin Dollで素晴らしい演奏です。2曲目からテナーサックスとギターが入り、F Blues、I'll close my eyesと続きます。次は懐かしいComin' home babyです。昔々コンボでダンスパーティーのバンドをやっていた頃の定番の曲です。
比較的若いベースのNagaさんとドラムスのKawahaさんは聞いたことがないそうです。世代が違うのですね。ボサロック風の軽快なエイトビートのリズムに乗ってテナーサックスのUnnoさんが乗りまくりです。ギターソロも昔とった杵柄とやらで無難にこなします。
スローのWhen sunny gets blueのテーマをテナーサックスが色っぽく聞かせます。2コーラス目でギターソロが静かに始まります。気持ち良いですね。ドラムス、ベースのリズムとピアノの控えめなバッキングが体に入ってきます。コード進行に従って指がひとりでに動き、アコースティックギター用アンプAER BINGO-Ⅱからなんとも言えない澄んだ音が出てきます。自分の出しているとは思えない音を聞きながら、またひとりでに指が動いていきます。
後でお店のマスターが言っていたのですが、リハーサルでのスローのギターソロはもたもしていて、本当に大丈夫か心配していたそうです。いざ本番になってみると、素晴らしい演奏だと感激した面持ちでした。
少し休憩して、2ndステージも同じように始まります。困ったことに、よっぽど力が入っていたのかWater melon manのギターソロの途中で左手の小指がつってしまいました。何とかごまかして、早々とソロをピアノに渡し、ほっと一息で左指と腕を揉みます。
そういえば、前日のソロギターライブは調子にのって延々とやったのですが、その後遺症でしょうか。2ndステージの最後のBlue Bossaでは、ギターソロの途中でまずいことに小指と人差し指がつってしまいました。指が固まってギターのネックに張り付くのです。えいやっと右手で左指をネックから離します。観念して中指と薬指だけで音を拾います。何とかそのコーラスを引き終えてピアノにソロを回します。ボサノバですからギターのリズムは必要なのですが、1コーラス休んで腕を揉み、次からは普通にリズムをやって何とか終えました。分かった人が居たかな?
茨大のジャズ研の学生が何人か来ていて、9時からジャムセッションをやることになっています。ドラムスとベースが交代し、ギターも休憩に決めました。
その日に結婚したばかりという若いカップルが来ていて、最後にこの二人のためにAll of meとMy one and only loveを演奏することにしました。My one and only loveはスローで、気持ち良くソロができました。私はアップテンポの曲よりもスローなジャズが好みです。若いカップルには良い想いでになったようです。
大成功でライブ終了です。
ドラムスのKawahaさんがブラウニーをインターネットで調べていたところ、私のこのホームページに行き当たったそうです。以前にも偶然私のホームページを見つけたという人がいました。このような記事の中身も検索対象になるようですね。私も検索していて、良くこのホームページにぶつかります。
終わってから少し飲みながら、Unnoさんがレコードをかけてとマスターに言ったところ、「お話タイムだからジャズなんか聞かなくても良いでしょう!!」と、ジャズ喫茶のマスターらしからぬ返答です。面白いですね。30年かけて溜めたというジャズのレコードが3500枚も壁一面に並んでいます。
ともあれ皆さん大変ありがとうございました。左手指を鍛えてまた出直します。
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