gt0069 ギターケーブル(July 14, 2006)
ギターアンプはジャズギター用の米国POLYTONE社のBLUTE Ⅱと、アコースティックギター用のドイツ製のAER BINGOⅡを持っています。どちらも非常に人気が高い、定番のアンプです。
ビッグバンドではPOLYTONE、ソロギターライブではAER BINGOⅡと使い分けていますが、それぞれに素晴らしい音を出しています。AER BINGOⅡはジャズギター用としても人気が高く、軽くて持ち運びが楽なこともあり、最近ではコンボのライブや、ビッグバンドの練習時はもっぱらこちらの方です。
最近少しアンプから出る雑音が気になり始めました。ワイヤレスのピックアップマイクを使っているソロギターライブのときは問題ないのですが、ギブソンES-125Cをシールドケーブルで繋いだときの「ジー」という雑音が気になります。
シールドケーブルで音が変わるということは以前から聞いてはいるのですが、まさか・・・ということで、気にせず安いケーブルを使用しています。「ギブソンのギターにはギブソンのケーブルを使わないとギブソンの音が出てこない」と誰かが昔言ったことは一笑に付しています。
待てよ、ということで、インターネットで調べてみました。確かにケーブルによって音やノイズが変わるという記事は沢山あります。
ケーブルによって音が良くなる訳ではなく、ケーブルを通ることで劣化する音の周波数帯域が色々と異なるということのようです。調べたことを要約すると、
それなりのケーブルには、①「高音の抜けが良い」、②「フラット」、③「中低音が力強い」、という特徴の違いがあるようです。高級ケーブルとして有名なMONSTERケーブルでは、①ROCK、②STANDSARD、③JAZZ、という按配です。定番のケーブルBELDENでは、①#9395、②#9778、③#8412のようです。
更に、プラグは耐久性、安定性からSWITCH CRAFT社製が一番のお勧めだそうです。ハンダはKester社製のものが良く、これでも音が変わるそうです。ほんまかいな。
推奨は1m当たり1000円くらいのものということで、騙されたつもりでインターネットオークションで、BELDEN #8412×3mを3150円で入手しました。
今使っているケーブルは安物なのですが、以前使っていたケーブルを良く見てみると、YAMAHA Professional Noiseless Cable と書かれています。やはりケーブルによってノイズが変わるのでしょうか。
シールドの接続法によって、方向性を持ったケーブルもあるようです。ケーブルに刻印されている横文字は信号の流れの方向に書かれており、左から右に読めるようにケーブルを持ったとき、左側をギターに、右側をアンプに接続するそうです。
まだまだ知らないことが沢山ありますね。さてノイズが減るかどうか。予想外に良い音が出たりして・・・・。
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