gt0054 スナック「里」でのソロギターライブ(December 20, 2005)
12/16(金)スナッック「里」で常連さんが集まってクリスマスパーティー?をやるということで、ギター演奏を頼まれました。今年4月の花見会でも一度演奏したことがあります。11月のそばうち会でも演奏しましたので、「里」の常連である「里の会」の会員さんとは顔なじみです。
19:00からということで、18:30頃「里」に行きました。いつものメンバーが揃っています。そばうち会に出席していた栃木県からというご夫婦も来ています。奥さんがママさんの友達だそうです。5,6人ほど座れるカウンターとテーブルが一つの狭い店なのですが、15人くらいは居たでしょうか。
荷物置きの低いスツールを3つほど空けて貰いました。アコースティックギタープロセッサなどを収納しているエフェクターケースの置き場所をやっと確保します。無線システムは何故か時々雑音が入るので、この日はコードで直接に接続しました。歌は必ず出るので、ボーカル用マルチエフェクタZOOM RFX-300をアンプの上に置きます。私が座る場所を何とか確保できました。
19:00になったので、いつものように最初はフラメンコから入ります。数曲やったところで、「フラメンコは指慣らしですか?」という声がかかったので、ではとリクエストを募ります。「第三の男」のリクエストに応えるついでにスクリーンミュージックを続けて演奏しました。「アルハンブラの想いで」はいつも出ます。この後は定番の「愛のロマンス(禁じられた遊び)」を演奏しました。クラシックギターと言えばこの2曲と、よほど皆さんの脳に刷り込まれているようです。
このあとは歌が続きます。「影を慕いて」や「湯の町エレジー」はギター譜があるので、ばっちりです。歌謡曲などが1000曲くらい載っている通称赤本は以前から持っていますが、最近その歌詞集を買ったので、リクエストはどんどん受付けます。画面で歌詞が次々と出てくるカラオケに慣れているせいか、歌詞を見て伴奏を聞きながら歌うというのはかなり難しそうですね。一人を除いては、伴奏を歌に合わせます。そばうち会の時も同じでした。
この日初めて参加したという女性の方が、私のギターを聞いてびっくりしていました。「うまい!!」、それはありがとうございます。演歌を弾いているときに、その方が「良く分らないけれど、演歌でもラテン系の弾き方ですね」と言っていました。少し専門的ですが、普通は指で弦を引っ掛けて弾くアルアイレ奏法なのですが、要所々々で指で弦を押しこんで弦が離れるときに音が出るアポヤンド奏法でやっていることを言っているのだと思います。アポヤンド奏法は力強い音を出すことができ、メロディー部に使うと効果的です。フラメンコはほとんどアポヤンド奏法です。
20時30分頃になり、幹事さんから最後の1曲ということで、最近のエンディングソングである「ラ・クンパルシータ」で締めくくりです。
片付けている間、皆さんはプレゼント交換です。ひとまずお開きになり、男性陣は二次会に行くようです。私の慰労もしたいからと誘われたのですが、少し静かなところで落ち着きたいので、丁重にお断りしました。
カラオケに行って、また戻ってくるようです。ご苦労様。
余計なものを使わず、ギターとアンプだけのシンプルなスタイルも必要かなと感じました。
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