gt0047 そばうち会でのソロギターライブ(November 13, 2005)
11月12日(土)に「里の会」主催のそばうち会があり、招かれて参加しました。スナック「里」の常連さん主体の会で、毎年開催しているようです。
会場のHESCOクラブに12時少し前に着きました。ギターの準備をしている間に様子をうかがいました。年配の男女合わせて20人弱のメンバーで、そばうちの真っ最中です。良く見てみたらそばを打っているのは男性一人で、他の男性は酒を飲みながら談笑しています。女性陣は炊事場で天ぷら揚げや、水回りなどをやっているようです。
皆でそばを打つ会かと思っていたのですが、名人が打った「そばを食べながら飲もう会」なのですね。ははあ、これは歌が出るな・・・、ということで、つい先日ヤフオクで入手したばかりのボーカル用マルチエフェクタZOOM RFX-300をセットしました。「味春」でのソロギターライブの本番の前に、友人のsugaさんのボーカルと合わせたときに、やっぱりエコーを効かせないと歌いづらいということで、探していたものです。
準備が出来た頃、そばも出来あがったようです。ギターは食べてからということで、早速ご馳走になりました。「うまい!」そば粉だけの十割そばということで、お腹が空いていたこともあり、すごく美味しく感じました。
お腹が良い按配になったところで、ギター演奏の始まりです。そばとギターは何となくそぐわない気もしますが、生ギターなので全く問題ありません。酒飲みが相手なので、フラメンコ、ジャズ、ポピュラー、演歌など何でも有りです。
1000曲位載っている「歌謡曲の全て」が大活躍です。私用と歌手用とに2冊準備してあるのですが、慣れていない人には歌詞付メロ譜は見づらいようで、歌詞本が必要かもしれません。
最近はからおけがあるので誰でも歌えるのですが、伴奏を聞きながら合わせて歌うのは意外に難しいのです。からおけでも歌詞が音楽に合わせて次々と出てくるのでなければ、合わせられない人は多いでしょう。
この日は上手な人が一人居て、きちんと歌っていました。その他の人ははっきり言って、出鱈目です。バンドの場合は歌に関係無く譜面通りにやるのですが、一人バンドの得意とするところで、歌を聞きながら歌に合わせて伴奏をします。
素人に決められた通りにリズムを崩さずに歌えというのが無理な話で、聞くに耐えない場合はともかく、気持ち良く歌っているのであればそれで良く、伴奏は何も言わないで合わせるようにしています。
15時頃「そばうち会」は終わりました。参加者からお礼を言われ、ギターはプロですねと誉められました。いちいち否定はしませんが、そんなレベルとはほど遠いということは本人が一番良く分かっています。
気分良く飲んだら、昼間の3時頃帰るのはいかにも勿体無いですね。女性陣は先に出発しましたが、男性陣は少し時間をつぶしてから「里」に繰り出すようです。
酔っ払いにからまれるのは勘弁して欲しいのですが、昼間酒を飲まないで酒飲みの席でギターを弾くのにも慣れてきたようです。
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