gt0052 久しぶりの水戸の「梅良里」にて(November 28, 2005)
11/26(土)、久しぶりに水戸の軽食喫茶「梅良里(ばいよりん)」に全員還暦以降のじっちゃんハワイアンバンド「ヒロ・アイランダース」と共に出演しました。
リーダ&ビブラフォーン&キーボード&ウクレレ&ボーカルと何でもこなすHongさん、最近加入したクラリネットのShimさん、ウクレレ&ボーカルのSuzuさん、ベースのAraさん、それに私keiの5人です。スチールギターのじっちゃんは最近目が悪く、夜の運転はしないということで欠席です。メンバーの全員が、いずれは我が身です。
スチールギターが無いとハワイアンにはならないのですが、ウクレレが入ると何とかそれらしい感じになります。この日はスローのムード曲が中心です。昔々流行ったらしいのですが、私も知らない曲が多いのです。主にリーダのHongさんの好みで選曲されるようです。
お客さんも演奏者相応のじっちゃんばっちゃんです。この日はちょっと少なく、お店の人を入れても5、6人でした。1曲毎にHongさんが曲紹介やら何やらしゃべります。このときに「ここはギターでやって・・・」と指定されるのですが、このバンドはとにかくテンポがゆっくりなので、初見でも適当にアドリブを入れながら余裕をもって演奏できます。ベースのAraさんは最近サイレントベース(電気式縦型ベース?)を手に入れたのですが、流石にエレキベースよりは良い音が出ている感じです。
最初のステージを終わり、いつものようにソロギターをやることにしました。客層を見て、フラメンコを1曲やったあとは演歌でもやろうかと考えていたら、客のじっちゃんが「アルハンブラ・・・」とつぶやくのが聞こえました。そこで、フラメンコで一発かませた後いきなり「アルハンブラの想いで」を演奏しました。まさか実際に演奏するとは思っていなかったのでしょう、そのじっちゃんはびっくりしたように聞いています。アルハンブラが出たのでは・・・ということで、「愛のロマンス(禁じられた遊び)」「さくらさくら」と続けていると、「第三の男」の声がかかりました。古くから私のレパートリーに入っている得意中の得意とする曲で、気持ち良く演奏して終わりです。
コーヒーを一杯飲んだあと、皆で第二ステージの始まりです。古い懐メロと、ときどきスイング調の曲が入ります。この日は予定より早く、定刻19時の15分前に始まったこともあり、20時30分ころ予定の曲を全て演奏し終わりました。
演奏後に出るこの日の食事メニューはビーフシチューでした。とてもおいしかったですね。食事代として皆で\1000づつ出し合います。最近はギャラを貰って演奏するということは滅多にありません。好きなことをやっているのですから、お金を払って当然というのが最近の素直な気持ちです。
いつもより少し早めに自宅に着き、缶ビールを飲んでほっと一息です。
次の日にベースのAraさんから自宅にメールが入りました。昨日のお客さんが帰りがけに、「アマチュアであれだけ弾ければ…、羨ましい。アマとは思えない…」と私のギターのことを誉めていたそうです。羨ましがられても・・・それだけのことをやっているのだから、という気持ちもありますが、誉められると素直に嬉しく思います。多分あのアルハンブラのじっちゃんだと思うのですが、クラシックギターをやっているのかもしれませんね。
でも、まだまだやることは沢山あります。
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