gt0384 ひたち BIG BAND フェスティバル 2023 (May 16, 2023)(May 25, 2023 追記)
2023年5月14日(日)、日立市民会館でひたち BIG BAND フェスティバル 2023が開催されました。今年は30回の記念フェスティバルです。今年は高校生3、社会人4の7バンドが出演です。昨年よりは1バンド多いのですが、コロナ前は10バンド以上が参加していたのでまだ少ないですね。
本番の1週間前のWMO練習時に読売新聞が取材に来ており、その記事が本番前日の朝刊茨城版に掲載されたので、前日から問合せが多かったようです。
フェスティバル当日、お客さんの入場口にいたところ、何人かのお客さんに声をかけられました。「ギターの方ですね、応援しています。」とか「あのギターはどのくらいしたのですか?」とか。ビッグバンドでは地味なギタリストでも見ている方がいるのですね。ちなみにギターは50年以上前に買ったGibson ES-125Cで、当時20万円ほどしました。
13:30さて開演です。最初は元気な高校生バンドです。次も高校生バンド、3番目の社会人バンドで前半が終わって15分の休憩です。後半の最初は人気の高校生バンドで、ここまではkei爺爺も前から2番目の客席で見ていました。
社会人バンドを2つ挟んで、いよいよ最後は我々のウインドマシーンオーケストラの出番です。最初の2曲はeguバンマスのドラムスです。まずは軽快な「C ジャム ブルース」、続いてバンマスのegu弟さんのテナーサックスソロで「Danny Boy」です。egu弟さんは来年は吹けなくなるかもということで、最後のソロになるかもしれません。ゆったりとした渋いソロでした。
3曲目からは若手ドラマーのohb君の登場です。「Take The "A" Train」、最後はブルース曲の「Big Swing Face」で締めました。最後の曲は、ピアノに続きkei爺爺も12×2小節のアドリブソロをとりました。ギターGibson、ポリトーンのアンプで、気持ち良い音が出ていました。
30年ほど前の日本産業音楽祭で、審査員の今は亡き原信夫さんから「うまいバンドはいくらでもあるけれど、こんなにスイングするアマチュアバンド、聴いたことないです・・・これがジャズの真髄です!!」と絶賛された曲です。今回ものりのりの演奏で、終わって拍手大喝采です。合同演奏が無いこともあり、「アンコール」の手拍子が起こりましたが、残念ながらアンコールはありません。
お客さんも満足して頂けたのではと思います。開演前に声をかけて頂いたお客さんから「最後に良い音を聴かせてもらった」と言葉をいただきました。他のバンドの知り合いのベーシストからは「ギターソロ良かったですね」と声がかかりました。「いぶし銀の演奏」という声も聴きました。
こんな演奏がいつまでできるか、本当に分かりませんね。
演奏の写真は、WMOホームページに掲載されていたものを転載しました。
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