gt0310 ガットギター・ソロ用楽譜(March 18, 2017)
ソロギター用の楽譜「ジャズ・スタンダード・コレクション30」を購入してから練習を続け、何曲か弾けるようになりました。
できるだけメロディーとコードネームだけのメロ譜で弾きたいので、コードとメロディ音の関係を掴むのが主体です。ガットギターのソロは開放弦を使うのが魅力だと思うので、これまでは多くの曲は移調してメロ譜にしています。たとえばジャズではEbの曲が多くあるのですが、開放弦を使うコードがほとんど出てこないので、敬遠してきました。
大好きな曲 Over The Rainbow が載っています。キーはEb、開放弦はほとんどなくハイポジションを多用するアレンジです。ローポジションのFよりは、ハイポジションのEbの方が響きが良いですね。大分感じが分かってきたころ、若手ジャズギタリスト宇田大志さんの「飲みトーク」にこの曲のTAB譜があるのを見つけました。コードのボイシングは似ているのですが、経過音などの余計なものはなく、シンプルなのが気に入りました。メロ譜だけで演奏できそうです。
という訳で、これまで使ってきたガットギターソロ用のジャズのメロ譜を総見直ししています。黒本と青本とを参考にして、下記ポイントとしています。
・メロディー、コードともできるだけ黒本をベースにする。
・しっくりとくる曲はメロディー、コードとも青本ベースでやむなし。
・キーはできるだけ原曲通りとする。黒本と青本とでキーが異なる曲は、黒本のキーとする。
黒本と青本とでキーが同じでもコード進行が異なります。黒本はベース音の半音進行を明示するためか、二階建てコードが良くでてきます。これもソロには役にたちますね。これまでに慣れているせいか、どうしても青本の方がしっくりとくる曲もあります。
それにしても、コードネームは一つでも、テンションノートを含めると、ギターでの押さえ方は無数にあるものですね。
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