gt0241 指弾きガットギターでの速弾き(May 5, 2012)
フラメンコ・ギタリストのように指で超高速で弾く人がいますね。一体どんな練習をしているんだろう?クアトロのライブに向けていつもより多めに練習しましたが、ライブが終わって少し経ってギターを弾いてみたら・・・あれれ指が動くんではないの!!?
嘘だろう・・・指の動きが間に合わなくて弾けなかった曲をやってみると・・・なんと弾けるではありませんか!!念のためもう1曲・・・おお、スムーズですよ!!
何が変わったのか・・・思い巡らせてみました。
■ライブに向けて多めの練習が良かった。
これはその通りでしょう。練習量が多かったにしろ67才のkei爺爺が少しでも進歩するということは、アマチュアは普段いかに練習していないかということですね。プロの練習が半端ではないことは良く分かっています。よっぽどの天才でないと、アマチュアが練習量豊富なプロに追いつくことなど考えられません。アマチュアの中でも上手な人は「セミプロ」と称されていますが、正式な解釈はともあれ、これはプロのように上手ということではなく、未だプロの域には達していないことと解するべきと考えています。
■力を入れないことが少し身についてきた。
力を入れて押さえるくせがあるようで、長時間の練習や演奏が続くと、ライブ中に時々左手の指が攣って固まってしまいます。実はクアトロでのライブの2ndステージの途中で指が固まってしまったのですが、その曲は何とか最後まで弾き続けました。「ツムラ 68 芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)」を飲みにちょっと席を立ちましたが、ボーカルのgotoさんは水を飲みに行ったと思ったようです。
■弦を弾く右手指の動きを小さくした。
弦をかき鳴らすフラメンコ・ギタリストも、右手の動きは意外に小さいのです。
「力を入れず、小さい動きで」が速く弾く基本ではないかと改めて感じました。例えば1弦のトレモロはできるのに2弦ではうまく弾けないという場合は、指の動きが大きすぎるということでしょう。
フラメンコの超高速ピカード奏法には及ぶべくもありませんが・・・少し指が速く動くようになったくらいで楽しみが増えるのはアマチュアの特権ですね。
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