gt0127 楽譜作成用市販ソフト(February 12, 2008)
楽譜作成用フリーソフトFinale Notepadはかなり使えるのですが、製品版と比べると機能限定されており、やはり不満が出てきます。たとえば、次のような点です。
①曲途中での調子記号や拍子記号が変更できないこと、②コード入力機能が限定されていること、③1ページ内の五線段数が固定されていること、などなど・・・・。
①については、例えば4/4の曲で途中に3/4の小節が入る場合、全て4/4で入力しておいて、不要部分に×印を付けていました。見栄えが悪い。②についてはテキスト入力で一応コードネームは入力できるのですが、表示位置の調整は一つづつで、移調には対応できません。③については、1ページ目はぎゅう詰めなのに2ページ目はがらがらという状態を改善できません。
さてFinaleシリーズの製品版はと、Finale(オープン、6万円前後)、Allegro(31,500円)、PrintMusic(14,700円)です。どれを選ぶかって?勿論一番安いPrintMusicですよ。フリーソフトFinale Notepadと比べると、相当の機能upです。ギターソロ楽譜用には、多分これで十分でしょう。
ネットで調べ、税金、送料込みで12,000円程でゲットしました。上記の三つの問題は完全にクリアですね。まだ使いこなしてはいませんが、次のような新しい機能を確認でき、十分に満足です。
①二階建てコード表記ができ、更にコード表記の位置を段毎あるいは全体で一気に調整できること。②1ページあたりの段数、1段の小節数など、レイアウトを細かく調整できること。③小節単位に非表示にできること。例えばD.S.の右側の小節を非表示にし、codaを次の段の先頭から始めることができること。④音符の横位置、休符の縦位置の調整ができること。例えば、メロディーパートと伴奏パートの音符と休符が重なる場合の微調整に有効、などなど。
別にメーカに宣伝費を貰っている訳ではありません。かなり使えるフリーソフトで綺麗に印刷できるところを見せておいて、やっぱりこの機能が欲しいと製品版を買わせるところは憎いですね。
まぁ酒を飲んだと思えば、この程度の出費は何でもないでしょう。使いこなせば、十分に元がとれます。
ところでテンキーでの入力が便利なのですが、ノートパソコンだと使いづらくて・・・。外付けテンキーが欲しくなってきました。
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