gt0126 楽譜作成用フリーソフト(January 18, 2008)
Band In A Boxというパソコン用の素晴しいソフトがあり、コードを入力すると勝手にアドリブ入りのコンボの演奏が始まります。特定の音を消せばマイナスワン形式の練習ができるのですが、人間が入らないパソコンだけの演奏が一番良いという、冷や汗モノの優れソフトです。
楽譜の入力・移調、印刷もでき、メロ譜用としては十分なのですが、演奏主体のソフトなので、例えばソロギター用の楽譜書きとしては機能が不十分です。
ネットで探したところ、Finale Notepadというフリーソフトが見つかりました。「世界中でもっともポピュラーな楽譜作成ソフトウェアであるFinaleシリーズの、まさに入門版と呼ぶべきソフトウェアです」といううたい文句です。
本当かいな・・・、試しにとダウンロードして説明書を読んでみました。
う~~ん、まずやってみますか。ソロギター用の楽譜は沢山持っているのですが、音符が小さくて見にくいものがかなりあるのです。TAB譜付きのものは便利ではあるのですが、楽譜のページ数を減らすために、音符の部分だけをパソコンで切り張りして、長くてもA4サイズ3枚以下にしてあります。ソロギター演奏中に楽譜はめくれないのですよ~。
できるだけ音符は拡大するのですが、元々小さ過ぎるのはどうしようもありません。さて、では試しに「Night And Day」を・・・。マウスで音符を選んで、五線譜の上をクリックすると・・・おお、綺麗な音符が貼りつきますね。音符の間隔は自動的に調整してくれます。
五線譜は4枚のレイヤ構造になっていて、メロディーを1枚目のレイヤに入れ終わり、伴奏とベースを2番目のレイヤへ・・・おお、五線譜上に色違いで表示されますね。ソロギター用の音符は十分に入力できますね。コードや色々な記号も入力できます。
製品版と比べて機能限定されており、入力に慣れていないこともあり、かなり時間がかりましたが、完成した楽譜の印刷結果には十分に満足です。手書きの方がずっと早くできるのは分っているのですが、移調したりの今後の手間を考えて、できるだけパソコンで作りたいと思っています。
さて次は「ルパン三世のテーマ」、TAB譜を省略したのでA4サイズ×2枚に収まりましたよ。これからは音符が小さくて弾きづらいなんて言えなくなりますね。音符が見えやすいと上手に弾けるとは言いませんが、音符が見えにくいと下手なのがますます下手になるということは言えますね。
手間をかけて綺麗な楽譜ができあがってみると、それだけで弾けたつもりになるのは、どんな世界でも同じですね。
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