gt0118 初のジャズトリオライブ(November 4, 2007)
三日かけて行われる東海村文化祭の初日は文化センターでのハワイアンコンサートです。去年出演したロックバンドが今年は都合が悪いということで、急遽ジャズトリオの出演が決まりました。ハワイアンバンド2組と併せて3バンドです。
ハワイアンバンドの一つはあのヒロ・アイランダースです。ヒロアイランダースのリーダーhongoさんのビブラフォーン、ベースのaraiさん、それとギターkeiの三人でジャズトリオを編成しました。パンフレットにはGVBジャズトリオと書いてありました。なるほどね。
ジャズのビックバンドは勿論、ハワイアンバンドでもギターは修道僧のように黙々とリズムを弾くのが基本です。たまにはソロもやってみたいと、念願のギターがメインの初のトリオなので、すごく楽しみです。しかし何しろドラムスが居ない変則編成ですからね。
私の頭の中の理想のスタイルは、ベースとのデュオなので、ビブラフォーンとのトリオも感じの良いサウンドになるはずです。
さて、当日のリハーサルです。まずまずのスタート、心配なのはガットギターソロの「黒いオルフェ」です。ソロでは何度もやっていますが、ベースが入るのは初めてです。案の定、会場の音楽担当にギターとベースが合わないので勿体無いといわれてしまいました。どうも曲の進行が合わないようなので、本番前に充分に確認しました。
さて本番、最初はコーラルリーフ&和田とも子フラグループのハワイアンです。観客は50人ほどでしょうか。去年も少なかったですね。次はヒロ・アイランダースです。フラがソロで入りましたが、これも良いですね。
最後は我々GVBジャズトリオです。hogoさんとaraiさんは続けての出番ですね。観客は10数人ほどに減りましたよ。フラグループは、遠くから来ている人も居るということで引き上げたようですね。
テーマとして「センチメンタル・ジャニー」を12小節の後、最初は「オール・オブ・ミー」です。良いテンポですね。ベースのリズムがびんびんと入ってきます。弦を交換したばかりのジャズギター愛器ギブソンES-125Cと、アコースティックギターアンプAER-BINGOⅡから澄んだきれいな音が出てきます。
「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」と「ベサメ・ムーチョ」とボサノバを続けた後、いよいよガットギターソロ「黒いオルフェ」です。イントロ・・・ちょっとボリュームを上げすぎたか・・・調整が難しく、そのまま続けます。メロに入り、ベースがぴったりと入ります。araiさんさすがですね。ボサノバのベースはリズムのとり方が難しいのですが、本番はばっちりです。会場の音楽担当も、後で本番は合ってたと言ってましたよ。
ゆっくり目のスイングで「酒とバラの日々」、最後は大好きな「枯葉」です。ビブラフォーンの長めのイントロが良いですねぇ。タイミングを見計らって、「枯葉よ~~」と歌ではなくギターのテーマが入ります。良いですねぇ。アドリブソロも気持ち良く終えて、トリオでの初のコンサートは無事終了しました。
通常バンドは人数が多くなるほど合わせるのが難しくなります。小人数だと個々の技量が必要なのでやっぱり難しいのですが、その分だけ音楽的にはやりがいがありますね。
反省は多々ありますが、初のライブとしてはまずまずだったかな。希望は舞台でのコンサートという形ではなく、酒場やディナーパーティーのような催し物の片隅でこじんまりとBGMです。
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