gt0098 アルゼンチン・タンゴ曲集(April 19, 2007)
私のソロギターのレパートリーに、「ラ・クンパルシータ」があります。とても良いアレンジのタンゴの曲で、ソロギター・ライブの時は、良くラスト・ナンバーとして弾いていました。
日本人なら、バンドネオンで演奏されるアルゼンチン・タンゴにはぐっときますね。私も同じで、いつかあんな感じのタンゴを弾いてみたいと思っていました。ネットで探したところ、これぞというアルゼンチン・タンゴのソロギター曲集が見つかりました。早速購入しましたが、かなり難しそうなので、時間があるときにと考え、ずっと本棚に眠ったままでした。
最近思い出してこの曲集を引っ張り出し、最後に載っている聞いたことがあるタイトルの曲をまず弾いてみました。おお!良い感じです。かなり難しいのですが、それらしい響きが出てきます。やりがいがありますね。とても全曲の練習はできませんから、どの曲に挑戦するか、最初の曲から味見のつま弾きです。
1曲目は・・・ええ~っ難しい! 2曲目・・・ええ~っ、そんなに指が開く訳ない! 3曲目・・・ええ~っ見ただけで諦め! 4曲目・・・ええ~っ・・・結局こんな調子で最後まで来てしまいました。
こりゃダメだ!! 昔々ジャズの複雑なコードに初めて遭遇したときのとまどいと同じような感じです。私が今まで弾いてきたギターとは別の楽器ですね。
ギターの持ち方を変えて、基礎から取り組まねば、とても弾けないということは理解しました。
最近は、ギターの胴を右足の太ももで支える奏法に統一しているのですが、まず左足の太ももで支える、いわゆるクラシックギター奏法に改めねばなりません。そして、ギターを縦ぎみに構えないと、左手の人差し指で1フレットを、小指で5フレットを押さえることができないのです。
やっと今の奏法に慣れたのに・・・。
もっと簡単なアレンジないかなぁ。心は早くも安易な方に流れて行ってしまっています。
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