gt0076 ソロギターライブ録音(September 19, 2006)
9/17(日)、かみねプール脇のレストラン「ホリゾンかみね」で1年ぶりのソロギターライブをやりましたが、今回はアイリバー・ジャパン製のifp-895を使って、初めてまともな録音ができました。
ただし問題がありました。setsuのテーブルの上に置いていたので、会話が良く録音されているのはともかくとして、ときどきBGMのギターの音がエコーやリバーブがかかっているように聞こえるのです。
今までは、録音レベルをマニュアルで設定していたのですが、ifp-895には録音レベルの表示機能がないせいもあり、毎回レベルオーバーで失敗していました。今回は録音レベルを自動に設定しました。いわゆる、小さい音は大きく、大きい音は小さく録音する機能で、音声の録音には便利なのですが、音楽の録音には按配が悪いのです。
ギターをジャーンと弾いて大きい音が出たときには、録音レベルを自動的に下げようとしますが、大きい音が続かないと、録音レベルがまた上がってきます。ときには、ゆっくりとうねるような音の変化で、またときにはビブラートがかかったように早いピッチで音が変化します。色々な変化をする理屈は分りませんが、録音レベルの自動調整が原因ではないかと考えています。
機材は、エレクトリック・フラメンコ・ギター「アントニオ・サンチェス 3028」 → ワイヤレスシステム「SAMSON AP1-AG1/B14」 → アコースティック・ギター・プロセッサ「BOSS AD-5」 → アコースティック・ギター用アンプ「AER BINGO-Ⅱ」です。
フラメンコギターは軽いので、コードを接続すると、その重さでバランスが微妙に変わるのです。SAMSONのワイヤレスシステムはとても手軽で重宝しています。エフェクターなどを使って音を作るのは好みではないのですが、BOSS AD-5はハウリング防止の点でも今は手放せない状況です。AER BINGO-Ⅱはもう最高のアンプで、ジャズギター用としても、ポリトーンに取って代わろうとしています。ボーカル用としても使われており、コンパクトで軽くて万能のアンプです。特に宣伝費を貰っている訳ではありませんが。
演奏中にアンプから出てくる音には特に違和感を感じません。機材の中では、BOSS AD-5が最も臭いのですが、エフェクト系のつまみはほとんど零に絞っており、ビブラートがかかる原因とは考えにくいのです。
練習時の録音用としてはともかく、録音レベル自動調整のボイスレコーダでは、ライブ等の録音はやはり無理なのかなぁ。まだまだ研究が必要ですね。
ところで、アンプを使うのはギターの音を大きくするためで、生音がそのまま大きくなるのが理想です。ところが、ピックアップマイク付きのギターとアンプでは、生音をそのまま大きくするというのが実は極めて難しく、音をいじくる周辺機材が色々と出回っています。
それなら、マイクシステムを使ったら・・・という議論になって堂々巡りしそうなので、この話題はここまで。
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