gt0274 ひたちBig Band フェスティバル 2013(November 12, 2013)
20回記念ひたちBig Bandフェスティバル2013が日立市民会館で行われました。日立市民会館は2011年3月11日の大震災以来使えなくなっていましたが、内装などの耐震化が終わりやっと使えるようになり、こけら落としの行事の一環として開催されたものです。
高校生2バンド、社会人9バンドが参加しましたが、いつものGotoさんの司会で開演です。高校生バンドは元気があってとても素晴らしいですね。社会人バンドもそれぞれに特徴があり、プロ顔負けの演奏もあって3時間超、お客さんも楽しまれたことと思います。
今回は日本の草分けビッグバンド#&bのリーダ原信夫さんとプロのトロンボーン奏者片岡雄三さんをゲストとして迎えました。片岡さんは最後の合同演奏で飛び入り演奏してくれることになっています。
kei爺爺は主催バンドのWind Machine Orchestraで参加し、「C Jam Blues」「Dat Dere」「Big Swing Face」の3曲演奏しました。
WMOは2005年の第50回大会で終わった日本産業音楽祭に18年間連続して参加していたのですが、1991年に演奏した「Big Swing Face」は審査員の原信夫さんから「うまいバンドはいくらでもあるけれど、こんなにスイングするアマチュアバンド、聴いたことないです。ピアニストもギタリストも本当に良いアドリブをしてましたし・・・、これがジャズの真髄です。」 と大絶賛された思い出の曲です。
今回も「Big Swing Face」では12×3小節のギターソロがあり、「ありのまま 思いのまま 感じるまま」の行きあたりばったり演奏をしました。最近は舞台であがることはないのですが、適度な緊張感がありました。まだ録音を聴いていないので、どんなだったかさっぱり分かりません。22年前のアドリブソロは予め書いていたおたまじゃくしを見ながらでしたが・・・。
最後の合同演奏は「Mambo No.5」「いつでも夢を」と演奏し、3曲目の「Sing, Sing, Sing」の途中でゲストの片岡さんがトロンボーンを抱えて舞台に上がってきました。しばしドラムスとの掛け合いのソロ・・・事前打ち合わせなしで、すごいですね~・・・。
終演後の懇親会には、原信夫さんと片岡雄三さんが1時間半も参加し、原信夫さんが各バンドの演奏についてコメントをしてくれました。
我がWMOは・・・「くりびってんぎょう!」え? 久しぶりに音楽業界のひっくり返し言葉を聞きました。
たぎー(ギター)、ぱづら(らっぱ)、「くりびってんぎょう」⇒「びっくりぎょうてん」ですよ。7年くらい前にゲストで来てもらったことがあるのですが、そのときと比べてすごくスイングしているのに、びっくりぎょうてんと言いたかったらしいですね。1991年のことはさすがに覚えていないですよね~。
片岡雄三プロはコメントをしゃべるよりも・・・と、無伴奏トロンボーンソロを吹いてくれました。かっこ良いですね~、アマチュアにしろ一応ミュージシャンの我々には心に沁みわたる演奏でした。
来年のひたちBig Bandフェスティバルは5月18日(日)に決まっているそうです。他のバンドの方達と再会を約束して楽しい1日が終わりました。
前の記事へ
ギタートツプに戻る
次の記事へ