gt0186 県北のビッグバンドMBMの助っ人(October 21, 2009)
WMOのメンバー3人がかけ持ちで所属している、日立市の北部の方で主に活動しているビッグ・バンドMBM(Music Bless Men)の助っ人を頼まれました。日立市十王町の県北生涯学習センター・フェスティバル2009への出演です。歌声喫茶風の演奏をするということで、予め20曲くらいの楽譜を渡されました。
懐かしい歌謡曲のオンパレードですね。バンドで歌謡曲を演奏するのは久しぶりです。おや曲のキーは全部b系ですね。ビッグ・バンド用の楽譜なので、管楽器に配慮してのキーなのでしょう。途中転調して、bがどんどん増える曲もあります。
「瀬戸の花嫁」はCからbが5個のDbに転調していますよ。うへっ、コード弾きだけならともかく、メロ部分が少しあります・・・まぁ何とか大丈夫でしょう。「キッスは目にして!」・・・ぎょっ、bが1個のDmからbが6個(!!!)のEbmへの転調です。これも最後にメロ弾きの部分があります。Bb楽器のトランペットならEm(#が1個)→Fm(bが4個)、Eb楽器のアルトサックスならBm(#が2個)→Cm(bが3個)なので、C楽器にしわ寄せが来るのは仕方ないか・・・。bが6個のメロ弾きはさすがに初めてです。Fの音だけはフラットしないと頭に叩き込んで・・・。ビッグバンドで半音上がる転調なんか止めて~~!!。
本番前日の滑川交流センターでの練習に参加しました。お互いの音が良く聞こえるように、丸く円陣を組んでの練習ですね。WMOの場合は練習でも本番と同じ配置です。どちらが良いものか・・・?それぞれ一長一短がありそうで、練習の段階に応じて使い分けるのが良いのかも。
どうしても1小節ずれる曲がありました。楽譜を良く見てみたら・・・ある小節にリズムパターンが書いてあって、以下同じという「~」マークがあって次の段に移っています。んんん?「~」マークに隠れて、1/4幅くらいの小節が1個あるではありませんか!!
手書きの市販譜なのですが、アレンジャーが書き直す手間を惜しんだのですね。
ダルセーニョ・マークも、ごちゃごちゃの音符の間に書いてあって、良く分からないのもあるし・・・。
売っている譜面である以上、初見でも間違えないように分かり易い表記にして欲しいと思います。どうせ買うのはアマチュアバンドだしということで、予め練習で合せるのを前提にして、譜面書きを横着しているとしか思えません。
ともあれ、10月17日(土)本番です。会場は県北生涯学習センター・・・おや旧十王町役場ですね。以前近くまで来て、道を尋ねに寄ったことがあります。
広めの部屋ですが、ビッグ・バンドではさすがに音が大きすぎますね。ボリュームは控えめで・・・。観客はセンターを利用している方達でしょうか、年配のご婦人方が多いですね。予め歌詞集が用意されており、司会の音頭で皆さんバンドに合せて歌います。
歌うのが目的なら、アコーディオンとギターくらいで良いかも・・・?
どこで間違った・・・?という部分もやっぱりあったし、助っ人の役割が果たせたかどうか?
前の記事へ
ギタートツプに戻る
次の記事へ