bg0096 気づかないはた迷惑(January 21, 2012)
朝の通勤途中、車道との境界にペンキのラインがあるだけの狭い歩行スペースを歩いていると、再生資源回収場所の前に車が、それも逆向きに停まっています。車道の中央付近に出なければ通れないのですが、後ろからはマイカーの通勤ラッシュ。「こんなところに停めたら通れないでしょ!」
日立市の私が住んでいるあたりは、山と海に挟まれた比較的細長い土地です。山の中腹の団地(住宅街)から15分も車を走らすと河原子海岸に出ます。私が勤めているK工場まで毎朝歩いて40分くらい、快適なウォーキングです。
最近、山を縦貫する立派な山側道路ができました。急増している団地の年金生活者の格好の散歩道となっているので、通称年金道路・・・です。まだ工事中で、もう少し延びるまでは私が住んでいる団地が最終出入り口になっています。
団地から六号国道に繋がる道路は山側道路開通に合わせて改修され、とても歩きやすくなりました。問題は平地に出てからです。通勤マイカーの列が途切れる瞬間をねらって、道路を横断しなければなりません。昔ながらの狭い道路で、横断しても車道と白ペンキで仕切られた歩行者スペースは僅か60cmほどなのです。
最初に気になったのは、途中の美容院のブロック塀の外側にぶら下がっている沢山の花器です。山側道路が開通するまでは車も少なく、歩く人の目を楽しませていただろうなぁ・・・花器はちょうど私の上腕の位置で、後ろからの車を気にしながら体を傾けて通らねばならず、邪魔なんだけどなぁ。花器は10個以上あって左の写真のように綺麗ではなく、今のシーズンは枯れ茎が出っ張っているし・・・。
次に気になったのは美容院のブロック塀のちょっと手前の生垣です。陽気の良い季節になると、生垣の中にある何かの種類の木の枝がどんどん伸びて、歩行者スペースに完全にはみ出てしまうのです。持ち主が時々手入れをしてくれれば問題ないのですが・・・仕方なく通り抜けるときに邪魔な枝を一本折ることにしました。毎朝続けていると、ちりも積もれば・・・です。
グッド・アイディアかなと思ってsetsuにこの話をしたら、「いじわるばあさんみたい・・・」だそうです。
冒頭の文章は、再生資源回収の日、生垣のちょっと手前での出来事です。車を運転してきたのはおばさん?~おばあさん?車の中から新聞紙の束か何かを出しているようです。通り過ぎてちょっと冷静になって、新聞の束を持って道路を向こう側から横断してくるのも危ないしなぁ・・・。子供達を小学校に送るために道路を向こう側へ横断するお母さんと子供たちの一団に良く会うのですが、ときどきお母さんたちがゴミ袋を持っているのを思い出しました。
そうです、ゴミ回収場所は道路を渡った向かい側の広いスペースにあるのです。何だ、再生資源回収もそこでやれば良いじゃん。よりによって歩行者スペースが最も狭い場所に当番の方が居り、その歩行者スペースに新聞の束などの再生資源を置いているのですよ。でもあまりでしゃばって嫌われたくないし・・・昔からの場所で再生資源を出すのは道路のこちら側の住人だと言われそうだし・・・山側道路が完成すれば最終出入り口ではなくなって車も減るだろうし・・・。
人のふり見てわが身を直せ・・・自分が他人に迷惑をかけていることはないか・・・と自問自答・・・。
今回の記事の結論はありません。うやむや・曖昧で済ますのが日本人の良いところ。
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