bg0086 東日本大震災(March 18, 2011)
2011年3月11日(金)午後2時46分、茨城県日立市のK工場本館4Fに居ました。来た!!いつもの地震のつもりでいたら、段々揺れがひどく・・・。机上のパソコンディスプレイなどを押さえながら天井や床を気にしていたら、コンクリートの太い柱がグズグズと崩れ始め、鉄筋が見えてくるではないですか・・・。これはやばい。部屋の奥の方は白煙で、どうやら同じ現象が起こっているようです。
一先ずおさまったところで全員外に出ました。従業員全員広場に集結しましたが、幸いに怪我人などは居なかったようです。
後で知った東北地方の大災害とは比べるべくもありませんが、私が居た4F部分は天井(屋上)が傾いており、窓枠が「く」の字に折れ曲がっています。危ないところでした。
2時間後くらいに見た事務所の中はパソコン等が全てひっくり返り、コンクリート壁の崩壊もあちらこちら・・・最初の地震の30分後くらいの茨城県沖地震の影響もかなりあったようです。
本館は使用不能という判断で立入り禁止となり、私は自宅待機です。工場は操業停止で再開のめどは立っていません。
自宅、家族は何とか無事でしたが、日立市も海岸に近いところでは、津波でかなりの被害が出ているようです。ライフラインは全滅です。
やっと電気が通って、テレビを見て愕然としました。東北地方の大惨事と比べると水やガスが来ないことなど、なんでもないと思えます。
現場の方たちは大変ですが、福島原発がなんとかおさまってもらわないと、先が見えません。
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