bg0085 200V単相三線式へ(January 8, 2011)
めったに電源を入れないエアコンですが、正月近くなってからようやく使い始めました。ときどき電源ブレーカーがばちっととんで真っ暗になります。またやった!setsuが風呂上りにドライヤーを使ったのです。自宅の契約電流は30Aで、基本料金は810円です。40Aだと1080円、50Aだと1350円です。よし、50Aに上げてやろう。
東京電力に電話すれば、簡単にブレーカーを取り替えてくれるはずです。「200V配線に替えなければなりませんね~、まず近くの電気工事屋に頼んでください。」う~ん、そうか・・・。電気工事屋が下調べに来る日、setsuから会社にTELが入りました。電気工事屋が言うには、「50Aにする家はめったにない、40Aでも80A使えるしこれで十分では?やれと言われれば50A配線しますけど・・・。」そうか、契約電流は200V回路の電流なのですね。専門家におまかせで、40Aにしました。
電柱から200Vで引き込んで、家のどこかに200V/100Vの変圧器を置くのかな?
工事は休日にやってもらうことにしました。70代半ばくらいの電気工事屋さんですよ。押入れの天袋の板をはがして1階と2階の隙間に潜ったり・・・元気ですね。配線工事が着々と進みます。変圧器は・・・?見当たりませんね。そうか、電柱から200Vを単相三線式で引き込むのですね。やっと全貌が分かりました。
配線用ブレーカーは4個ですが、将来IHクッキングヒーターなどを取り付けられるようにと、配線用ブレーカーを増設できる分電盤を設置してくれました。1個はエアコン専用ですが、あと3個のブレーカーの配線がどのコンセントに接続されているのか分かりません。まぁ必要なときは1個々々入り切りしてみれば良いことだし・・・。取説を調べたのですが、エアコンは100V専用でした。
配線完了!とりあえず今までの100V単相2線式で使えるように、赤線と青線を共通にして・・・うまく臨時配線するものですね。後日東京電力がやってきて、臨時配線を正規配線に戻し、電力量計を交換し、電柱から引き込んだ三線と接続して・・・完成です!
赤線-灰色線の100V回路と、青線-灰色線の100V回路の負荷がバランスすれば、100V換算で合計80Aの負荷をとることができます。今までの倍以上で、少なくとも主ブレーカーがとぶことはなさそうですね。4個の配線ブレーカーの電流容量は各20Aなので、ひょっとしたら・・・。
案の定、カーペットやオイルヒーターなどを使っているときにドライヤーの電源を入れたら、1個の配線ブレーカーがとんでしまいました。負荷配分がちょっとうまくいってないかな・・・。照明はOKだし、エアコンは関係ないので、まぁ相当な改善にはなりました。
さて次は床板のぶよぶよの張替えや、窓の二重ガラス化など・・・金食い虫め!!
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