bg0078 プリンタの詰め替えインク(March 18, 2010)
エプソン社プリンタの格安互換インクは結局ノズル詰まりで、ノズルクリーニングを繰り返しているうちに「廃インクの吸収パッドの交換が必要です。個人では修理できませんので販売店に・・・」状態になってしまいました。
修理するよりは新品を買った方が得策ということで、ノズルがすぐ詰まるエプソン社を敬遠してキャノン社を選択し、プリンタ専用機CANON PIXUS iP4700を購入しました。
写真の印刷速度が遅いのは、最近のデジカメ写真の容量が大き過ぎるのが原因ということが分かり、ひとまず快適に使っています。まずは純正インクを購入し、幾つかの色はすでに交換しました。
エプソン社のプリンタで懲りたのも喉元を過ぎると何とやらで、次は安い互換インクを使ってみるかと・・・。近くのケーズデンキを覗いてみると、おやありますね、SANWA SUPPLY社の詰め替えインク5色セット(約5回分)で\2800くらいです。純正品は1回分で\4300くらいなので、かなりお得。早速購入!
さてインク交換、説明書を良く読んで・・・、インクタンクはそのまま使い、インクだけ入れるのですね。純正インクを入れたと思われる穴はラムネ瓶のように小さなボールで塞がれており、これを押し込んで外すのが一苦労です。詰め替えインクセットにはボールを押し込む器具がついており・・・、体重をかけてエイ!成功!!後は補充用インクを詰めてシールでふたをして、完成!!
まずは問題なく使えますね。写真印刷もきれいです。途中何度か失敗をしましたが、先日5色目の交換をし、全てのインクタンクは詰め替えインクになりました。このまま使えると、馬鹿高い純正インクに腹を立てずに済みそうです。
一つ残念なのは、インク残量表示機能が使えなくなることです。残量が分からないのはちょっと不安ですが、幸いに純正インクタンクは透明なので、外せばインクの残量はすぐに分かります。このくらいの不便は仕方ないですかね。
「一度空になったインクタンクが取付けられています・・・、インクが補充されたインクタンクを使用したことを履歴に残します・・・」いやらしい機能ですね。どこに記録されるのか?保証期間内に修理に出したときに、「純正でないインクが使われているので、修理には実費をいただきます・・・」とでも言ってくるのでしょうか?インクで利益を上げているプリンタメーカーとしては、ささやかな自己防衛というところでしょう。
デジカメ写真の印刷も全く問題ありませんが、長期間の保存でどう色あせるかは不明です。まぁ写真が色あせたとしても、年代を感じてそれはそれで良しとしますか。純正インクが馬鹿高すぎるのであって、互換インクは格安であってもそれなりの品質を持っているのではと推測します。
インクの詰め替えにちょっとこつが要ることもあり、実践するときは自己責任でどうぞ(微笑)。
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