bg0059 メタボリックシンドローム?(March 29, 2008)
またまた健康問題です。「メタボリックシンドローム(代謝症候群)」最近良く取り上げられていますね。内臓脂肪型肥満に、高血圧、高血糖、高脂血症のうち二つ以上を合併した状態を言うようです。
日本の日本肥満学会基準(2005年)では、腹囲男性85cm以上、女性90cm以上が必須条件です。これには異論があり、腹囲男性90cm以上、女性85cm以上とするべきという研究グループもあります。
元々WHO、米国、日本では診断基準が異なり、腹囲の基準が女性よりも男性の方が小さいのは日本肥満学会基準のみのようです。
人間ドックを受診した男性のうち腹囲85cm以上で約半数が引っ掛かり、それから血圧、空腹時血糖、血中脂質の二つ以上が基準数値をはみ出た場合、立派なメタボリックシンドロームと診断されることになります。やれやれそれから病院通いですよ。
私は腹囲85cm未満であるわけがなく、立派なメタボリック予備軍と診断されました。
血圧、血糖などは年齢に関係なく一定の基準幅が設定されているのですが、若者も年寄りも年齢に関係なく基準幅が同じというのも、考えてみれば変な話ですね。米国では年齢によって基準幅が違うそうですよ。
人間ドック受信者のうち、全ての項目で基準値に収まって居る人は約10%で、約90%の人が何らかの異常と診断されているのです。
医学博士、中原英臣さんによれば、人間ドックは医者の間では「釣堀」と呼ばれているそうです。え、何のかって・・・?病人の釣堀ですよ。基準数値をちょっといじるだけで、引っ掛かる割合を自由に調整できるのです。
え、何のために? それは・・・病人が減って困るのは・・・医者だから・・・。医者が少ないのではなく、都会に偏在しているのが問題・・・、医者を増やすためには、病人が増えてもらわないと困る・・・。
本当かって?中原英臣さんから聞いた話ですよ。どう判断するかは、個人のリスクでお願いいたします。
腹囲男性の基準が85cm以上→90cm以上になったとすると・・・、私の場合はと、ムムム・・・。
この話はおしまい。
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