bg0057 すごい! 錦織 圭 選手(February 19, 2008)
すごいですね。昨年17才でプロテニスに転向したばかりの18才の錦織 圭(にしこり けい)選手が米国のプロツァーで初優勝しましたね。日本人選手のプロテニスツァー優勝は、松岡修造選手以来16年ぶり、二人目だそうです。
才能があったとは言え、13才で米国にテニス留学していたとは、画一的な教育が普通の日本にあって、ご両親も良く決断されたと思います。
テレビで試合ぶりを見ました。テニスのことは分からないのですが、上半身を起こして相手のコートをじっくりと見ながらラケットを勢い良く振る姿は、世界トップ選手の試合を見ているようでした。
いずれは世界の桧舞台に出てくる選手として、以前から世界で注目されていたようですね。世界トップの目から見ると、ついに出てきたか、というところでしょう。
松岡修造さんの解説で知りました。子供のころから錦織選手を指導していたそうですね。技術的には自分のレベルを超えていると感じ、もっぱらメンタル面での指導だったと謙遜していました。
私が最も感心したのは、この松岡修造さんの言葉です。子供の頃の技術は未熟の筈ですが、その中に非凡さ、自分とは違うレベルを感じる感性、それを素直に認める大人の心・・・、なかなか凡人にはできません。
特にライバル、商売敵相手だと、相手の良さを認めたくないのが一般的な日本人だと思います。20年ほど前に米国に出張する機会があったのですが、競争相手にも関わらず、良いものは良いと客観的に評価する姿勢に新鮮な驚きを感じたことを覚えています。
松岡修造さんがますます好きになってしまいました。
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