sk0003 バーボンウイスキー(May 20, 2005)
もうずっと前1987年日立の研究所に居た頃、米国のサンフランシスコで開かれた国際電気学会IEEE Summer Meetingに参加して論文発表しました。
当時同じ研究所からH.K.さんとM.I.さんと私とを含めて3名が参加しました。それぞれその前の訪問地での業務を終え、サンフランシスコに集結した何日目かの夜です。
折角外国に来たのだから地元の酒を飲もうと酒屋で物色し、けばけばしい模様の鳥のラベルがついたウイスキーを1本買ってきて3人で飲み始めました。どうも今まで飲んでいたウイスキーと違います。少しなじめないかなと思い、H.K.さんと私はもう1本買っておいた無難なスコッチに切り換えました。M.I.さんは一人で飲んでいましたが、「いやいや、これは好きな人は好きになる酒ですね!」と気に入った様子です。現金なもので、そう言われてみるとそんな気がしてきます。回りに影響され易い性格なのかも知れません。
バーボンウイスキーの定番”ワイルド・ターキー”だと分かったのは、帰国後スナックで同じラベルのボトルを見つけてからです。M.I.さんの言葉に感化され、それから1年間はバーボン一筋でした。
ところで、バーボンウイスキーはとうもろこしを原料として作られていますが、同じとうもろこしで作られたジャック・ダニエルはバーボンウイスキーとは言いません。ジャック・ダニエルはテネシー州が産地で、しいて言えば、テネシー・ウイスキーです。どうも、とうもろこしが原料でケンタッキー州で作られたウイスキーのみ、ケンタッキー・バーボン・ウイスキーと称されているようです。
最近はもっぱら焼酎で、ウイスキーを飲む機会がとんとありません。
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