gt0289 ガットギター弦のこすれ音(June 20, 2015)
いつのころからか、ガットギターを弾く時の弦と指のこすれ音が気になるようになりました。ジャズギターでは全くないのですが、コードのポジション移動をする場合などにガットギターの巻弦である4、5、6弦から「キュッ」というこすれ音が出てかなり気になるのです。
kei爺爺は今でもたまにやらかしますが、左手の押さえ方が悪くて、弦とフレット間で出るビビリ音は全くの論外です。弦と指との「キュッ」というこすれ音はカッコイイという見方もあり、わざと出している方も居るようです。弾いているときは気にならなかったのですが、録音して聴いてみたら・・・やっぱりかなり気になる雑音ですね。
ライブでボーカルの伴奏をしていた初期の2012年から2013年のころのほとんど全て音源をCDにしているのですが、こすれ音がかなりひどいものがありますね。これに気が付いてから、かなり意識するようになりました。
1.コードのポジションを移動するとき、弦を抑えたままでなく、一瞬フレットから弦を浮かせてから移動する。
2.単音の場合もフレットや弦を移動するときは、指を垂直に持ち上げて消音した後移動する。
スラー音を出す場合は別ですが、早いフレーズの場合も基本的には同じですね。
2014年4月のTRAXライブの録音を聴いてみると、こすれ音はほとんど出ておらず、なかなか良い感じです。微妙な弾き方の違いなのですが、効果は絶大を実感しました。
恐らくこのような微妙な違いがプロとアマの大きな違いで、他にも色々とあるのではないかと想像します。
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