gt0221 メイプル・カフェでギターコンサート(May 23, 2011)
日立市大みか町のメイプル・カフェでクラシックギター・コンサートがありました。クラシックギターの方たちとは初めてなので、楽しみにしていました。
海のそばのしゃれた丸い建物の1Fがレストラン、2Fが音楽室です。女性に人気があるというのも分かります。オーナーのtakahashiさんは会社経営もしているらしく、2Fの音楽室は道楽で作った気配濃厚です。立派な音響設備、シンセドラム、ピアノまであります。3Fには露天風呂もあるとか・・・一体どんな建物なんじゃ~。
出演者9人、お客さんは20人弱くらいでしょうか。最初は地元のクラシックギター愛好家の演奏が続きます。スクリーン・ミュージックなどポピュラーな音楽が多いようです。続いてハーモニカソロです。赤本に載っている曲なので即興で伴奏をしても良いかなと思ったのですが、伴奏用のCDを持参しているようです。皆さん途中で止まったり、リズムがずれたり・・・お客さんの前では多少上がったりするので仕方ないですね。
続いてはクラシックギターをかなりやっている方、安心して聴けました。クラシックギターのコンサートに私のようにカッタウェイタイプの変なギターでは場違いでは・・・と思っていたのですが・・・次の方は輪をかけて場違いの極み・・・。私の持っているジャズギターと同じタイプのフルアコギターです。それもロック調の演奏・・・オーナーのシンセドラムも入って・・・若い方なのですが演奏は素晴らしい!要するに何でも良いのね~・・・。
びっくりしたのが次の金森清次さんです。チリのサンチャゴ生まれのプロギタリストです。何でプロがアマチュアのコンサートに??さすがですね~、楽譜なしで2曲・・・無駄な音が一つもありません。
最後は私の出番です。他の方は2曲なのですが、私には3曲のノルマがあります。やはり最初はフラメンコの「マラゲーニア」、次に琴をイメージした「さくらさくら」です。あれ、指がもたもたしていますよ。待ち時間が長かったせいか?少し上がっているのか?まぁ、プロの後ですからね。
3曲目は「枯葉」を、オーナーのドラムスとぶっつけ本番の共演です。最初のバースの部分をゆったりと終え、いよいよおなじみのメロディー部分ですが・・・枯~れ~葉~、(リズムイン)よ~~、あれドラムスのスイングのリズムが速すぎる・・・元には戻せないので・・・イメージしていたのとはかなり違う音使いになりましたが、何とかそのまま最後まで突っ走りました。
後半で演奏する予定だった「オルフェの唄」もついでにと司会の急な要請・・・、という訳でこれもぶっつけ本番でドラムスと・・・何とか合ったようですね。
後半はお客さんもお帰りになって、仲間うちで食事をしながら残った人達だけの和気あいあいの演奏会となりました。弾き語りも飛び出して良い感じです。酒でも飲みながらなら言うことないのですが・・・。私は「リベルタンゴ」と「ラ・クンパルシータ」を演奏しました。
最後はあの若い方の場違いの極みのロック調の演奏・・・オーナーのドラムスも乗っていますね。演奏は本当に素晴らしいのですが、クラシックギターがメインのコンサートにしてはクラシックギターの方達の演奏が埋もれてしまって・・・とやっぱり思ってしまいました。
まぁクラシックギターの方達から見ると私のギターも演奏スタイルも内容もかなり異端で、どっこいどっこいなので、私が口を挟むことでもないですね~。
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