bg0048 カバンの効能(November 1, 2007)
サラリーマンは大抵カバンを持って会社に行っていますね。皮製の高級なカバンはいかにもエリートのようでかっこ良いと思います。
私のカバンは、東京に行った折、上野アメ横で見つけたものです。大きなチャックの口が三つの三室構造で、まずまずの大きさでポケットも沢山あり、気に入ったので買ってきました。何と1000円ですよ。
中央のチャックを開けると、広いスペースです。おや、チャックがもっと開きますよ。一周回って、あれ・・・二つに分かれてしまいました!それぞれが独立したカバンです。中央の広いスペースは、カバンとカバンの間だったのですね。う~~ん、アイディア商品ですね。
若い頃は、仕事の書類を詰めて会社と自宅の間を往復していました。ただし会社の門を一歩出たら、仕事のことは頭の中から抜ける性質ですから、家に帰ってカバンから書類を出すことはまずありません。何かのときに困らないように・・・、そういうことがあった試しがないのですよ。カバンは要らない!!
手ぶらって気持ち良いですね。困ることなんて一つもありません。
いつもの朝、自宅を出て颯爽と歩いていると、前の方から散歩中らしい老夫婦がやってきました。おや、男の方は両手に小さなダンベルを持っていますよ。あ、負荷をかけているのですね。そのとき以来ときどきすれ違うその老夫婦の男の方は、いつもダンベルを持って黙々と歩いています。
ふう~ん。私も良い年で(そう思うと本当に年をとってしまうのですが)体力も落ちてきたし・・・。通勤用に昔のカバンを引っ張り出しました。さて、中に入れるものはと・・・重さをかせぐにはやっぱり書類ですね。
そうです、楽譜です。いつでもどこでもギターが弾けるように、ソロギターライブ用の楽譜を一式コピーしました。マジックグッズを適当に・・・、これは容積をとる割には重さにはあまり貢献しませんが。
で、マイカバンができあがりました。前のカバンは使いつぶして、今は上野アメ横の1000円のカバンです。中央のチャックを一周開けると中身がばらけてしまうので、気をつけないと。
右手に持ち、左手に持ち替え・・・、体力維持に貢献し、いつでもギタリストkeiに、あるときはマジシャンkeiに変身できるので、一石三鳥ですね。
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